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可翁

鎌倉時代末期~南北朝時代の画人 ウィキペディアから

可翁
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可翁(かおう、生没年不詳)は、鎌倉時代末期~南北朝時代にかけて活躍した画人。 黙庵らと共に日本の初期水墨画を代表する存在として名高い。

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寒山図(国宝:サンリツ服部美術館蔵)
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竹雀図(重要文化財大和文華館蔵)本来雀の視線の先にもう1羽雀がいたが、いつしか削り取られている

彼の作品に押捺されている二つの印章の解釈に従い、二通りの説がある。一つは、「可翁」の朱文方印の下に「仁賀」と判読される小さな朱文方印が押されることから、「可翁仁賀」という「賀」の字が付く事が多い詫磨派絵仏師であるとする説。もう一つは「可翁」の方を重視し、可翁宗然という禅僧とする説である。この可翁は、筑後国出身で建長寺南浦紹明に参じた後、元応2年(1320年)にに渡り中峰明本古林清茂などに参学、嘉暦元年(1326年)帰国後、博多崇福寺や京都万寿寺、建長寺、南禅寺に入寺、貞和元/興国6(1345年)に示寂した、当時の禅宗界の大立者である。宗然については同時代の記録も多いが、禅余の絵事に触れた史料はない。

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代表作

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脚注

参考資料

外部リンク

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