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周期性失調症
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周期性失調症(episodic ataxia)とは周期性あるいは発作性に小脳失調を示し、非発作時に失調を認めない、もしくはごくわずか認めるのみという疾患である。症候性と特発性に大別される。
症候性周期性失調症
症候性周期性失調症は文献的には多発性硬化症の経過中にみられるものが多いが脊髄小脳変性症の発症初期に失調症状が間欠的に出現することもある。
特発性周期性失調症
特発性の周期性失調症は臨床的にも遺伝学的にもheterogeneousな疾患である。2013年現在少なくとも8つの臨床亜型(EA1~EA7、CSE/DYT6)が知られている。いずれも常染色体優性遺伝形式をとり、幼少時発症が多い。発作持続時間、随伴症状などにそれぞれ特徴がある。
代表疾患
- 周期性失調症2型(EA2)
周期性失調症2型は発作間欠期も眼振が認められるのが特徴である。合併する症状として片頭痛が多いが、その他進行性失調症、変動する筋力低下、痙攣発作、ジストニアがみられることがある。原因遺伝子は第19染色体短椀にある電位依存性Caチャネルα1Aサブユニット遺伝子(CACNA1A)である。治療としては発作の誘因(運動、感情的興奮、ストレス、アルコール摂取)が明らかな場合はそれを避けるようにする。アセタゾラミドが有効である。作用機序は小脳の細胞外水素濃度を上昇させることにより酸性の環境をつくりpH変化に影響をうける変異カルシウムチャネルの機能障害を安定させることによると推察されている。周期性失調症2型と家族性片麻痺性片頭痛1型(FHM1)と脊髄小脳変性症6型(SCA6)は同じカルシウムチャネル遺伝子異常を有するallelic disorderである。
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参考文献
- 小脳と運動失調 小脳はなにをしているのか ISBN 9784521734422
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