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周産期心筋症

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周産期心筋症
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周産期心筋症(しゅうさんきしんきんしょう、: Peripartum cardiomyopathy, PPCM )は、妊娠最後の1か月から出産後5か月の間に発症する拡張型心筋症の一種である[1]。症状は心不全の症状と同様であり、息切れ、疲労感、むくみ、などである[2]。その他の症状には、動悸胸痛、乾いた咳、などがあげられる[2][3]。徐々に発症する場合もあれば、突然発症する場合もある[2]。合併症には、不整脈血栓胎児仮死突然死、などがあげられる[3][2]

概要 周産期心筋症, 別称 ...

原因は不明であり、以前は健康だった女性も影響を受けることがある[2]。危険因子には、妊娠高血圧症候群多胎妊娠、家族歴、などがあげられる[2][3]。根本的な機序は、心臓収縮機能障害であり、その結果左室駆出率(EF)が45%未満に低下するのが一般的である[2]。診断は、他の原因の可能性を除外した後に、症状と心臓超音波検査に基づいて行われる[2][3]

時宜にかなった出産が推奨される場合がある[2]。出産前の治療には、 β遮断薬チアジド系利尿薬フロセミド、などがあげられる[2]。出産後の管理には典型的な心不全と同様の処置がおこなわれる[2]。この他にも、植込み型除細動器(ICD)や心臓再同期療法(CRT)などの選択肢があるが、症例の半数以上が6か月間で改善するため、外部装置を用いることもある[2][3]。回復に5年かかる場合があり、死亡リスクは7%~50%である[2][4]。将来の妊娠で再発する危険があるため、再び妊娠することを推奨しない場合がある[5]

周産期心筋症は、米国では妊婦2,200人に1人の割合で発症し、ハイチでは300人に1人の高い割合で発症している[2]。25歳以上または30歳以上の人がより多く罹患している[3][5]アフリカ人であることも危険因子の1つである[3]。この疾患は、1700年代から認識されていたが、1971年にデマキス(Demakis)によって最初に定義された[6][7]

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出典

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