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国鉄タキ24100形貨車

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国鉄タキ24100形貨車
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国鉄タキ24100形貨車(こくてつタキ24100がたかしゃ)は、1973年(昭和48年)に製作された、軽質ナフサ専用の 35 t貨車タンク車)である。

概要 基本情報, 車種 ...

私有貨車として製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍編入された。1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を承継された。

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概要

タキ24100形は、1973年(昭和48年)1月7日に、日本車輌製造にて全車16両(タキ24100 - タキ24115)が製作された。

落成当時の所有者は、日本石油の1社のみであった。

1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号32」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合1(大))が標記された。

1981年(昭和56年)11月9日に全車16両が日本石油輸送へ名義変更した。

常備駅は落成時より一貫して本輪西駅であった。晩年には、本籍は変わらず本州で運用された車も存在した。

タキ17000形の派生形式であり、1ロットの製造のみのため形態の変化のない形式である。キセ(外板)付き、ドーム無しタンク車であり、荷役方式はマンホールより上入れ、吐出管による下出し式である。

積荷の軽質ナフサは、低比重 (0.64) のため本形式のタンク容積 (54.6m3) は、日本のキセ(外板)付きタンク貨車の中で最大容積であった。

塗色は、であり、全長は14,330mm、全幅は2,720mm、全高は3,859mm、台車中心間距離は10,130mm、自重は18.8t、換算両数は積車5.5、空車1.8、最高運転速度は75km/h、台車は12t車軸を使用したTR41Eである。

最後まで在籍した15両が2001年平成13年)度に廃車になり形式消滅した。

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参考文献

  • 鉄道公報
  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

関連項目

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