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国鉄ヒ180形貨車
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国鉄ヒ180形貨車(こくてつヒ180がたかしゃ)は、かつて鉄道省及び1949年(昭和24年)6月1日以降は日本国有鉄道(国鉄)に在籍した事業用貨車(控車)である。
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概要
構内入換用、航送車両の鉄道連絡船への積み下ろし作業用の控車として1928年(昭和3年)1月から1939年(昭和14年)11月にかけてト1形、ト10336形を種車に15両(ヒ180 - ヒ194)が製作された。1927年(昭和2年)に改造された車両は当初形式名をヒ1150形(ヒ1150 - ヒ1158→ヒ180 - ヒ188)としたが1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりヒ180形に変更された。
改造工事は盛岡工場、大宮工場、大井工場の3か所にて行われた。後の1944年(昭和19年)5月1日に宮城電気鉄道が国有化され当時在籍していた7両(ヒ195 - ヒ201)が本形式に編入された。この際2両(ヒ200 - ヒ201)が当時在籍していたヒ200形と同一の車番が割り振られ二重車番となった。
改造に際しては種車の上回りを撤去し、手摺も控室も設置されなかったのでさく柱の無い長物車の様な外観である。
1963年(昭和38年)3月9日に最後まで在籍したヒ183が廃車となり同時に形式消滅となった。
車番履歴
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脚注
参考文献
- 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。
- 吉岡心平『控車のすべて』(初版)ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 221〉、2018年1月1日。ISBN 978-4-7770-5420-6。
関連項目
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