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国際連合安全保障理事会常任理事国

1945年10月の国際連合発足以来一貫して安全保障理事会の理事国を務めている中国・フランス・ロシア・イギリス・アメリカの5ヶ国 ウィキペディアから

国際連合安全保障理事会常任理事国
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国際連合安全保障理事会常任理事国(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいじょうにんりじこく、英語: Permanent members of the United Nations Security Council、略称:常任理事国、じょうにんりじこく)は、国連安全保障理事会を構成し、恒久的な地位を持つ理事国である[1]。1945年10月に国際連合が発足し、それ以来一貫して後述の5か国が務めている。"Permanent members 5"の略でP5とも呼ばれる。

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国連安全保障理事会の議場(2006年12月17日)
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2000年9月8日に開催されたサミットでの安保理常任理事国首脳。なお左下から反時計回りで以下の順となる。
中国最高指導者江沢民
仏大統領ジャック・シラク
露大統領ウラジーミル・プーチン
英首相トニー・ブレア
米大統領ビル・クリントン
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国連安保理常任理事国
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その他言語での表記

  • アラビア語: عضو دائم في مجلس الأمن التابع للأمم المتحدة
  • 中国語: 联合国安全理事会常任理事国
  • 英語: Permanent members of the United Nations Security Council
  • フランス語: Membres permanents du Conseil de sécurité des Nations Unies
  • ロシア語: Постоянные члены Совета Безопасности ООН
  • スペイン語: Miembros permanentes del Consejo de Seguridad de las Naciones Unidas

安保理常任理事国

1945年9月2日に終結した第二次世界大戦戦勝国に基づき、アメリカフランスイギリス中華人民共和国(1971年10月25日以前は中華民国)、ロシア1991年12月25日以前はソビエト連邦)の5ヶ国が安保理常任理事国になった[2]。ただし、常任理事国の国名が明記されている国連憲章第5章第23条そのものは2025年2月現在も改正されておらず、「中華民国」「ソビエト連邦」の文言が残っている[3]

2022年12月26日ウクライナは1991年のソ連崩壊時に、ロシアは継承国となるために必要な手続きが踏んでいなかったとして安保理常任理事国の地位を剥奪するよう、加盟国に呼び掛ける声明を発表している[4]

国連憲章第5章第23条では、常任理事国となる5ヶ国を以下の順に定めている[5][注釈 1]

さらに見る 国家, 現在の代表者(国連大使) ...
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現在の首脳

拒否権

国連憲章第27条により、安保理常任理事国は手続き事項を除く全ての事項に関する安保理議案への拒否権を持つ。安保理常任理事国のうち1か国でも反対すれば、議案は成立しない[6]。また同108条により、安保理常任理事国は国連憲章の改正に対しても拒否権を持つ[7]

安保理常任理事国の拡大案

安保理の運営に伴う問題についての改革で、具体的には理事国の増加について様々な案が出されている。

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G4 諸国

脚注

関連項目

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