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報徳会宇都宮病院
日本の栃木県宇都宮市にある精神科病院 ウィキペディアから
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報徳会宇都宮病院(ほうとくかいうつのみやびょういん)は、栃木県宇都宮市にある私立精神科病院である。設置者は医療法人報徳会。
1983年に入院患者2名が死亡した宇都宮病院事件が発生した。のちに院内で行われていた虐待や違法な診療、無資格者による遺体解剖、院長のファミリー企業における作業療法と称した患者の労働搾取など、さまざまな問題が明らかになり、当時の石川文之進院長を含む数人の職員が実刑判決を受けて服役した。[1]
→「宇都宮病院事件」も参照
単に宇都宮病院とも称される[注釈 1]。国立病院機構宇都宮病院、栃木県済生会宇都宮病院など、他の「宇都宮病院」を名乗る医療機関とは全く関係がない[注釈 2]。
医療法人報徳会の「報徳」とは、栃木県に由縁のある二宮尊徳の教えに由来するものである[2]。
公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院(病院評価は3rdG:Ver.2.0〈4回目、2020年1月6日認定、2024年8月22日認定有効期限[3]〉)。
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沿革
- 1960年(昭和35年) - 医療法人報徳会設立許可[4]。
- 1961年(昭和36年) - 医療法人報徳会宇都宮精神病院開設[5]。
- 1983年(昭和58年) - 4月と12月に看護職員による精神科入院患者2名が暴行・虐待死する事件が発生(宇都宮病院事件)。人権を無視した精神医療が社会的な非難を浴びた。
- 2002年(平成14年) - 宇都宮病院および併設の老人保健施設「陽南」で病原性大腸菌O-157による食中毒が発生し、8名が死亡[6]。
- 2022年(令和4年) - 何の精神疾患も認知症症状もないにもかかわらず37日間にわたり強制的な入院と向精神薬投与などを受け心身に損害を受けた男性が、報徳会宇都宮病院と担当医師らに損害賠償を求めて提訴した。[7]強制的に長期間入院させたのは監禁罪にあたるとして、宇都宮地検に刑事告訴している[8]。
病院概要
診療科目
2020年時点での診療科目は以下の通り[9]。
医療機関の認定
(この節の出典[9])
不祥事
交通アクセス
関連施設
- 社会福祉法人報徳会 特別養護老人ホーム「葛生ホーム」
- 社会福祉法人大恵会 特別養護老人ホーム「今市ホーム」「ひかりの里」
- 医療法人報徳会付属平畑静塔記念介護老人保健施設「陽南」
- 医療法人報徳会付属援護寮「みなみ」
- 精神障害者地域生活援助グループホーム
- 学校法人大恵会 石川幼稚園
- 医療法人大恵会 大恵痛みクリニック
- 付属学校
周辺
- 宮原運動公園
- 栃木県立衛生福祉大学校
- 栃木県立宇都宮高等学校
- 宇都宮市陽南プール
脚注
関連項目
外部リンク
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