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大勲位金尺大綬章
大韓帝国の最高位の勲章 ウィキペディアから
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大勲位金尺大綬章(だいくんいきんしゃくだいじゅしょう、朝鮮語: 대훈위 금척대수장)は、大韓帝国の最高位勲章。1900年に制定され、名称は李成桂の故事に基づいている。


概要
1900年4月17日、大韓帝国勅令第13号の勲章条例によって帝国内の最高位勲章として制定された[1]。大勲位金尺大綬章は、李氏朝鮮の初代国王である李成桂が即位前に夢の中で金尺を得たという故事(夢金尺)に基づいて命名された[2]。基本的には皇帝を始めとした皇族が佩用し、その他武官文官の中で特別の功績を上げた者にも特旨によって授与された[1]。叙勲された者には600~1000ウォンの年金が贈られたほか、2000ウォンの下賜金もあった[3]。
意匠
大勲位金尺大綬章は大綬章である正章と副章から成る。正章は金製であり、直径は約7.5センチメートルである。金の縁取りが入った太極を中心にして白色の旭光が四方へ広がり、旭光の間には三連の李花が輪を描くように配されている。大綬と正章を繋ぐ鈕も金製であり、白の李花に五枚の葉が添えられている。鈕の裏には右横書きの篆書体で「金尺大勲」と刻まれている。副章も基本意匠は正章に準ずるが、直径は約9センチメートルとやや大きい。裏には鈕と同じく縦書きの篆書体で「金尺大勲」と刻まれている[4]。
大勲位金尺大綬章を帯勲する際は右肩から左下へ大綬をかけ、綬の交点に鈕と正章を取り付ける。副章は左胸に佩用する[1]。略綬の材質は大綬と同一である。形状は円形であり、紅色の李花の上に金の十字が描かれている[4]。略綬は通例ボタンホールに佩用する[1]。
受章者
役職などは原則受章時のもの
脚注
外部リンク
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