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大手町プレイス
東京都千代田区のビル群 ウィキペディアから
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大手町プレイス(おおてまちプレイス)は、東京都千代田区大手町にある、大手町再開発により誕生した新街区[1]。
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概要
明治期に現在の千代田区大手町一帯は大蔵省紙幣寮(現・国立印刷局)の本部兼工場となり、関東大震災(大正関東地震)後には旧逓信省(後の総務省等)が東京市京橋区木挽町から移転してきた。この場所は太平洋戦争の後も印刷局が所有し続け、逓信ビル・東京郵政局庁舎および東京国際郵便局を建設した旧郵政省は、印刷局に賃料を支払っていた。
→詳細は「国立印刷局 § 沿革」、および「逓信省 § 本省所在地の変遷」を参照
逓信ビル、東京郵政局庁舎、東京国際郵便局は老朽化のため、連鎖型土地区画整理事業(大手町連鎖型都市再生プロジェクト)の一環として建て替えられることになり、「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業(大手町プレイス)」が着手され、2018年8月1日、「ウエストタワー」及び「イーストタワー」の2棟の超高層ビルが竣工した[3]。
→「大手町連鎖型都市再生プロジェクト § その他の事業」、および「東京国際郵便局 § 沿革」も参照
低層部には、大手町エリア最大級となる約750平米のカンファレンスホールのほか、飲食店、ショップ、クリニック、郵便局など約30店が入り[3]、ウエストタワー低層部には、約6,000平米のデータセンター (DC)が整備されている。東京メトロ大手町駅との地下連絡通路は、2021年10月1日に開通した[4]。
オフィスフロアは、コアを片側に寄せたコの字型で、外周部にウエストタワー基準階約3,800㎡、イーストタワー基準階約2,900㎡[5]。
防災備蓄倉庫(約3,000人分を3日分備蓄)を完備し、災害発生時には低層部を帰宅困難者の一時滞在施設として開放。大手町地域の蒸気ネットワークにも接続し、非常時冷温水システムからの排熱はエリア内のホテル・オフィスへ供給される。
2022年9月9日、財務省は住友商事などが入居するイーストタワーを中心とした大手町プレイスの政府保有分をヒューリックを中心とした企業連合に売却することを発表した。売却価格は4000億円規模となり、国内の不動産取引としては過去最大で、国有地を再開発後に売る初の事例となる[6]。
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テナント
- ウエストタワー
- 日本郵政株式会社
- 日本郵便株式会社
- 株式会社ゆうちょ銀行
- 株式会社かんぽ生命保険
- エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
- JPロジスティクスグループ株式会社[7]
- JPロジスティクス株式会社[8]
- JPインベストメント株式会社[9]
- 日本郵政キャピタル株式会社[10]
- 日本郵政不動産株式会社[11]
- JP楽天ロジスティクス株式会社[12]
- イーストタワー
- 住友商事株式会社
- オリックス生命保険株式会社[13]
- 明治安田アセットマネジメント株式会社[14]
- 三愛オブリ株式会社[15]
- キグナス石油株式会社[16]
- 株式会社クニエ[17]
- 株式会社マウスコンピューター[18]
- 株式会社MCJ[19]
脚注
外部リンク
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