守山村 (長崎県)

長崎県北高来郡にあった自治体の「森山町」とは異なります。

守山村（もりやまむら）は、長崎県の島原半島にあった村。南高来郡に属した。1954年（昭和29年）に南西隣^[1]の山田村と合併し、吾妻村となった。

もりやまむら 守山村
廃止日	1954年4月1日
廃止理由	新設合併 山田村、守山村 → 吾妻村
現在の自治体	雲仙市
廃止時点のデータ
国	日本
地方	九州地方
都道府県	長崎県
郡	南高来郡
市町村コード	なし（導入前に廃止）
総人口	4,138人 （国勢調査、1950年）
隣接自治体	南高来郡千々石町、山田村、大正村、西郷村
守山村役場
所在地	長崎県南高来郡守山村丁
座標	北緯32度50分16秒 東経130度11分34秒
ウィキプロジェクト

現在の雲仙市吾妻町の北東部にあたる。

地理

島原半島の北西部に位置する。

• 河川：田内川（たなご）、大木場川、田ノ平川、土井ノ川、江頭川

沿革

• 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行により、守山村と三室村が合併し南高来郡守山村が発足。
• 1954年（昭和29年）4月1日 - 山田村と合併して吾妻村が発足し、守山村は自治体として消滅。

地名

名を行政区域とする。

守山村は1889年の町村制施行時に2村が合併し発足した自治体であるが、大字（三室・守山）は設置していない。

但し明治時代末期の長崎県公報によれば、名の名称に大字を冠した記載が見られる^[2]。

なお、守山村では名の名称を十干に置き換えて表記する^[3]。

大字三室

• 甲 ／ 本村名
• 乙 ／ 木場名

大字守山

• 丙 ／ 平江名
• 丁 ／ 古城名
• 戊 ／ 田之平名^[4]
• 己 ／ 大木場名

交通

鉄道

村域を島原鉄道線が通るが、駅は設置されていない。

名所・旧跡

• 守山城跡
• 大塚古墳