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宝樹院 (常滑市)

愛知県常滑市にある仏教寺院 ウィキペディアから

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宝樹院(ほうじゅいん、寶樹院)は、愛知県常滑市奥条1丁目52にある西山浄土宗寺院。山号は常光山[1][2]。本尊は阿弥陀如来[1]四国直伝弘法八十八ヶ所霊場第67番札所[1]法然上人知多二十五霊場第14番札所[3]

概要 宝樹院, 所在地 ...

歴史

中世・近世

大永元年(1521年)、正住院7世の空隣守覚上人を開基として創建された[4]岡部城主の佐治為縄が母(宝樹院)の追善のために建てたものである[5]

安政元年(1854年)に火災に遭い、薬師堂以外の建物が焼失した[5]

近代

1909年(明治42年)に住職となった山田顕道は、宝樹院の庫裏を用いて私立常滑幼稚園を設立した[6]。常滑幼稚園は1915年(大正4年)に常滑町に移管されて町営の幼稚園となっている[6]。1925年(大正14年)に四国直伝弘法八十八ヶ所霊場が開設されると、宝樹院は第67番札所となった[1]。なお、南知多町内海宝樹院(佛光山、浄土宗西山深草派)も四国直伝弘法の札所となっている。

現代

2011年(平成23年)には法然上人知多二十五霊場が開創され、宝樹院は第14番札所となった[7][8]

境内

  • 本堂
  • 山門 - 長屋門。江戸時代初期に武家屋敷の門として建てられた。常滑市役所に移築されていた時代もあるが、1982年(昭和57年)に宝樹院に再移築された。
  • 行者堂
  • 鐘楼
  • 六地蔵

文化財

市指定文化財

  • 木造十一面観音立像(彫刻) - 像高157.2センチ[9]寄木造玉眼漆箔[9]長谷寺型と呼ばれる錫杖を持つ観音像[9]室町時代中期の作[9]。1969年(昭和44年)4月1日指定[10]
  • 木造阿弥陀如来坐像(彫刻) - 像高51.5センチ[10]。12世紀末頃の作と推定されている[10]。1969年(昭和44年)4月1日指定[10]
  • 仏涅槃図(絵画) - 縦178.5センチ、横121.0センチ[11]。南北朝時代から室町時代の作[11]。1971年(昭和46年)9月21日指定[11]

現地情報

所在地
アクセス

脚注

参考文献

外部リンク

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