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法然上人知多二十五霊場
愛知県の知多半島にある法然に関わる霊場 ウィキペディアから
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法然上人知多二十五霊場(ほうねんしょうにんちたにじゅうごれいじょう)は、愛知県の知多半島にある霊場巡礼。法然が勧めた念仏を称えてめぐる霊場である。2011年(平成23年)に法然上人八百回忌を縁に開創された。
歴史

江戸時代中期には全国の法然ゆかりの寺院を巡る法然上人二十五霊場が開創され、これを模した写し霊場が各地に開創された[1]。愛知県における写し霊場としては尾張法然上人二十五ヶ所霊場、法然上人三河二十五ヶ所霊場がある[1]。知多半島には知多四国霊場、知多西国三十三所霊場など多様な霊場が存在するが、念仏を歓ぶ霊場は長らく存在しなかった[1]。
2010年(平成22年)頃、常滑市の洞雲寺の磯部順基住職が中心となって霊場の開創を発願し、同年6月25日には霊場となる寺院の住職らが出席した第1回懇話会が催された[2]。2011年(平成23年)1月24日、洞雲寺で開創法要が営まれた[1][3]。
霊場は半田市、常滑市、東海市、大府市、知多郡武豊町、美浜町、南知多町、東浦町、阿久比町の4市5町にある、西山浄土宗17寺、浄土宗5寺、浄土宗西山深草派5寺の25寺からなる[1]。第1番札所は法然の稚児像を有する半田市の常楽寺であり、時計回りに知多半島を一周する巡礼路が設定されている[3]。
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理念
法蓮房申さく、古来の先徳、皆その遺跡有り。然るに、今精舎一宇も建立無し。御入滅の後、いずくももてか、御遺跡とすべきやと。
上人答え給はく、後を一廟にしむれば、遺法普ねからず。予が遺跡は、諸州に遍満すべし。故如何となれば、念仏の興業は、愚老一期の勧化成り。されば念仏を修せん所は、貴賤を論ぜず、海人魚人が、とまやまでも、皆これ、予が遺跡なるべしとぞ、応せられける — 法然上人行状絵図(勅修御伝)第三十七巻[4]
霊場一覧
- 公式サイトの霊場案内による[5]。
- 常楽寺(1番)
- 正住院(13番)
- 宝樹院(14番)
- 東龍寺(16番)
- 極楽寺(19番)
- 善導寺(20番)
- 明徳寺(21番)
- 攝取院(25番)
脚注
外部リンク
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