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室蘭新道

北海道室蘭市を通るバイパス ウィキペディアから

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室蘭新道(むろらんしんどう)は北海道室蘭市にある国道36号バイパス道路。輪西 - 母恋間(4,320 m)は北海道内で最初の自動車専用道路であり[2]、日本国内で初となる通行料無料の自動車専用道路として開通した[3]。車線数は日の出 – 母恋間が4車線、母恋 – 中央町間は6車線となる。なお、室蘭新道として整備した山手町(国道36号入江高架橋交点) - 中央町(千歳交差点)間は、現在北海道道699号室蘭港線になっている[4]

概要 一般国道(自動車専用道路), 総延長 ...
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概要

昭和40年代、自動車の増加に伴う室蘭市内の道路混雑が顕著となっていた。当時、蘭東(東室蘭)地区と企業や官公庁、商店が集中する蘭西(室蘭中央)地区の動脈は国道1本のみ(現在の日の出母恋通)で、1971年(昭和46年)6月の輪西町の交通量は40,000台/日を超えており(当時の輪西町の交通容量は10,500台/日)、東室蘭 - 室蘭中央間約8 kmの移動に約1時間かかるなど、生活や物流に大きな支障が出ていた[3]。このような状況からバイパス道路の必要性が高まり、「第6次道路整備5か年計画」(昭和45年〜49年度)で室蘭新道の着工が決定した[5]。平成22年度の24時間交通量は34,002台[6]

歴史

  • 1971年昭和46年):起工式[1][7]
  • 1974年(昭和49年):日の出出入口 - 輪西出入口間開通。
  • 1977年(昭和52年):輪西出入口 - 仲町出入口間開通[8]
  • 1978年(昭和53年):仲町出入口 - 母恋出入口間開通[9][10]
  • 1981年(昭和56年):千歳交差点の改良と歩道橋の完成により室蘭新道工事完工[3]
  • 1986年(昭和61年):入江高架橋開通[11]
  • 1993年平成05年):発達した低気圧による強風・豪雪により室蘭新道で31台の玉突き事故発生。
  • 2008年(平成20年):橋梁部の老朽化対策として、輪西側から順次防水工事開始(工事期間中は片側1車線通行やランプの通行止めなどの交通規制を行っている)[12]

路線状況

自動車専用道路区間

さらに見る 札幌・苫小牧方面, ランプ ...

道路施設

  • 日の出跨道橋 (54.40 m)[13]
  • 汐見トンネル(東室蘭トンネル) (上り:167 m、下り:165 m)[14]
  • 輪西高架橋 (1,358 m)
    • 輪西高架橋 (329 m)[15]
    • 仲町高架橋 (675 m)[15]
    • 瑞之江高架橋 (354 m)[15]
  • 御崎トンネル (上り:374 m、下り:370 m)[14]
  • 御崎高架橋 (459 m)[15]
  • 母恋高架橋 (302.80 m)[13]

交差する道路

さらに見る 道路, 場所 ...

脚注

参考資料

関連項目

外部リンク

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