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宮崎智之

日本の文芸評論家・エッセイスト ウィキペディアから

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宮崎 智之(みやざき ともゆき、1982年3月16日[1] - )は、日本の文筆家文芸評論家エッセイスト随筆家東京都生まれ。

来歴

明治大学文学部卒業[2]。地域紙記者、編集プロダクションなどを経て、フリーライターに[3]。人間観察、現代の常識・非常識、カルチャーなどについての執筆を得意とする。著作に『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎)、『平熱のまま、この世界に熱狂したい 「弱さ」を受け入れる日常革命 』(幻冬舎)、『宮崎智之セレクト 中原中也名詩選』(アンソロジー、田畑書店)、『モヤモヤの日々』(晶文社)、共著に『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)などがある。共著は「紀伊國屋じんぶん大賞2020」の14位に入選。

造語

  • 彼氏面男子[4][5] - 犬山紙子との対談[6]で、「彼氏面男子は、付き合ってもいないのに、あたかも彼氏のような言動をする男性のことですが、彼らは犬山さんが問題提起している「クソバイス」をすることが特徴の1つ」と述べている。
  • 社畜ポリス[7] - 「社会人の常識」を振りかざし、他の従業員にも強い倫理観を求める社内自警団。
  • 海藻カップル [8]- 終電間際に駅のホームで抱き合いながら揺れているカップル。
  • 告白ハラスメント(告ハラ)[9] - 恋愛の段取りを踏まない突然の告白は、相手に不快感を与えるという主張。「職場のハラスメント研究所」代表理事の金子雅臣からは、「断られたときにそれを受け止められなかったり、NOに気づかなかったり、『押せばなんとかなる』と何度もアプローチしたりするのは問題ですが、思いを伝える行為は恋愛には必要です。それをハラスメントとは言いません」と、その概念に異議が唱えられている一方、評論家の勝部元気は、「恋愛とは、ステップ・バイ・ステップで小さく段階的に進めていくものです。しかし、自分の内側で気持ちを高ぶらせ、突然それをぶつけると、相手には突発的な行動だと映ってしまいます。それは、ある意味ハラスメントと言えるでしょう」「そもそも、告白のない恋愛のほうがグローバルスタンダードです。徐々に関係性を深め、“気がついたら付き合っている”のが自然な流れでしょう」と語るなど、論争となっている[10]
  • 読モライター[11][12]インターネットやSNS上で、タレントや読者モデルのように振舞うライターのこと。その定義をめぐって議論を呼んでいる。
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連載

  • 「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?(ダイヤモンド・オンライン)
  • あなたを悩ます「めんどい人々」解析ファイル(ダイヤモンド・オンライン)
  • 現代〈悪女〉論(messy)
  • あなたをモヤモヤさせるB級新常識(ダイヤモンド・オンライン)
  • ぼくは、平熱のまま熱狂したい(幻冬舎plus)
  • モヤモヤの日々(晶文社スクラップブック)
  • 2024年2月号より、月刊誌『文學界』(文藝春秋)にて「新人小説月評」を担当

著書

単著

  • 『ムダ0採用戦略 21世紀のつながり採用』 (いろは出版 、2015年 ISBN 4902097869
  • 『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫、2018年 ISBN 4344427513
  • 『平熱のまま、この世界に熱狂したい 「弱さ」を受け入れる日常革命 』(幻冬舎、2020年 ISBN 9784344037168)
  • 『モヤモヤの日々』(晶文社、2022年) ISBN 9784794973252
  • 『平熱のまま、この世界に熱狂したい』 増補新版 (ちくま文庫 み-40-1 2024年6月10日発売)ISBN 978-4-480-43963-5


共著

文庫解説

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出演

脚注

外部リンク

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