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小島周二
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小島 周二(こじま しゅうじ、1948年(昭和23年)10月28日 - )は、日本の放射線生物学者。薬学博士(東北大学、1981年)[1][2]。東京理科大学薬学部元教授。放射線被ばく後の適応応答に関する研究で知られる。
主な業績
低線量の放射線を被ばくしたマウスにおいて、抗酸化物質グルタチオンの血中濃度とナチュラルキラー活性が上昇することを見出した[3]。また、放射線誘発バイスタンダー効果において、アデノシン三リン酸(ATP)が細胞間シグナル伝達に関与する可能性を示した[4]。
その他、がん関連抗体を用いたがんの放射免疫学的診断・治療の分野等でも業績を残している[5]。
略歴
神奈川県横浜市出身。1973年東京理科大学薬学部卒業、1975年千葉大学大学院薬学研究科修士課程修了[6]。帝京大学薬学部講師、東京理科大学生命科学研究所助教授などを経て、2001年東京理科大学薬学部教授[6]。1999年科学技術庁長官賞(科学技術庁)受賞[6]。
大学等放射線施設協議会の理事、放射線計測協会の理事、日本アイソトープ協会の学術諮問委員、Isotope News誌編集委員長などを歴任した[5]。
著書
- 『新放射化学・放射性医薬品学』、南江堂、2003年
- 『アイソトープ・放射線利用入門 』、日本アイソトープ協会、2006年
脚註
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