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小戸公園
福岡市西区小戸にある公園 ウィキペディアから
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小戸公園(おどこうえん)とは 福岡県福岡市西区小戸二丁目6番1号にある総合公園[注釈 2]。
沿革
福岡市西区小戸にある市の総合公園。当初の面積14ha、現在は17.3ha、第三記層[3]からなる小丘陵およびその周辺の低地の海岸に位置する。生の松原・今津湾を望む景勝地で、1942年(昭和17年)、防空緑地として都市計画公園に決定。1949年(昭和24年)から整備開始されたが、東側にあった炭鉱の鉱害による地盤沈下のため、海岸浸食が進んでおり、当初は護岸・埋立て・排水溝工事を主とした。1961年(昭和36年)には暴風のため沿岸の堤防が決壊、鉱山のボタ山火災で松林がかれる被害もあったが、現在は沿岸から丘陵にかけて、芝生公園・遊歩道・展望台などの施設がある。丘陵部には小戸大明神があり、防塁跡も残る。なお海岸近くの海中にあった、貝原益軒が編纂した続風土記拾遺に「御膳立とみえる膳椀を並べたような石」は、地盤沈下のため今日では見られない。
小戸ヨットハーバー
公園の南西には小戸ヨットハーバー(正式名称:「福岡市ヨットハーバー」)[注釈 3]が隣接する。1949年(昭和24年)開催の高校総体を機に整備が進み、1979年(昭和54年)に整備が完了した。面積5.3ha、港内および埋め立てによる造成地にクルーザー150隻、ディンギー350隻を収容するほか、夏にはヨットスクールも開催される[5]近年は福岡出身タモリにより「タモリカップ福岡大会」が開催される会場の一部となっている。
- 写真
- 小戸ヨットハーバー
設備
- 主な公園施設の写真
- 小戸公園の入口(マリナ通りから)
- 球技場
- 芝生広場
- バーベキュー広場
- 遊歩道(芝生広場の南側、西向き)
- 遊歩道(芝生広場の南側、東向き)
- 大型遊具コーナー(北側)
- 大型遊具コーナー(南側)
- 小戸公園管理事務所
見どころ
- 公園の北端より博多湾に浮かぶ能古島が一望できる[7]
- 小戸台場跡[注釈 6]
- 元寇防塁(向浜地区、むかいはまちく)[注釈 7](史跡に指定されている元寇防塁は公園内にあるが、説明板と記念碑があるのみで、石塁を見ることはできない。)
- 小戸神社(別名:小戸大神宮)[注釈 8]
- 地蔵尊霊場(小戸神社の境内)[注釈 9]
- 御腰掛石(おんこしかけいし、別名:安産石、願掛け石)[注釈 10]
- 妙見岬(みょうけんみさき)[注釈 11]
- 小戸妙見神社[注釈 12]
- 主な見どころの写真
- ウォーターフロント・プロムナード(公園の北端)
- 公園の北端から望む能古島(西区)
- 元寇防塁
- 小戸神社
- 御腰掛石(小戸神社の境内)
- 地蔵尊霊場(小戸神社の境内)
- 妙見岬
- 妙見岬から望む夕日
- 小戸妙見神社(妙見岬の上)
- 昇竜の松
所在地
〒819-0001福岡県福岡市西区小戸二丁目6番1号
交通
福岡都市高速道路環状線「百道ランプ」から車で約10分、福岡市営地下鉄姪浜駅から徒歩25分、タクシー約5分
脚注
参考文献
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