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小松康

日本の実業家 ウィキペディアから

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小松 康(こまつ こう、1921年3月14日 - 1999年3月19日)は、日本の実業家住友銀行元頭取。兵庫県神戸市出身[1]

経歴・人物

1946年東京帝国大学経済学部を卒業し、同年に住友銀行に入行[1][2]1971年11月に取締役に就任し、1973年4月には常務に就任[2]。常務時代に経営破綻に陥っていた総合商社安宅産業の社長として、出向し、同社の清算と伊藤忠商事との合併を取り仕切った[1]

1977年10月に住友銀行に復帰し、専務に就任し、1981年6月に副頭取を経て、1983年11月から1987年10月までに頭取を務めた[1][2]1986年平和相互銀行を吸収合併し、アメリカゴールドマン・サックスへの出資などで積極的な経営姿勢に評価され、1986年に英国金融雑誌の「バンカー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた[1]

1987年10月に副会長に就任し、1990年10月に取締役相談役を経て、1991年2月には取締役に就任[2]

1991年から1998年までに日本総合研究所会長を務めた[1]1987年11月に藍綬褒章を受章した[2]

1999年3月19日心不全により東京都港区の病院で死去[1]78歳没

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エピソード

頭取時代から平和相互銀行との合併には慎重の立場であったので、磯田一郎会長と対立していた[3]

関連項目

脚注

参考文献

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