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小桜 (砲艇)
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小桜(こざくら[5])は、日本海軍の砲艇。正式には雑役船中の交通船に分類された。同型艇「白梅」。
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概要
1932年(昭和7年)に誕生した満州国は海軍を設立し、松花江と黒龍江の警備用に播磨造船所に4隻の砲艇を注文、播磨造船所はハルピンにドックを持った工場を開設して、日本で建造した船を現地で組み立てた[1]。一方日本海軍は1933年(昭和8年)になり駐満海軍部を新京に、臨時海軍防備隊をハルピンに発足させ、満州国海軍の指導と同方面の警備を行った。そのため日本海軍も播磨造船所に砲艇を2隻注文、建造された[1]。播磨造船所の建造番号は217と218で、両船とも1935年(昭和10年)8月25日にハルピンで竣工した。
船種、船名、所属は同年11月26日に船種:交通船(三十瓲)、船名:「小桜」「白梅」、所属:呉海軍港務部(臨時附属)、共用先:臨時海軍防備隊と定められた[6]。
竣工後の2隻は同方面の警備に従事していたようである[1]。1938年(昭和13年)になり日本海軍は同方面から撤退し、臨時海軍防備隊も廃止となった。その後の2隻の動静は不明であるが、「白梅」は大戦中に廃船、「小桜」は終戦時にまだ在籍していたと言われる[1]。
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脚注
関連項目
参考文献
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