トップQs
タイムライン
チャット
視点
小野政方
ウィキペディアから
Remove ads
小野 政方(おの まさかた、1885年(明治18年)8月3日 - 1945年(昭和20年)1月19日)は、山梨県東八代郡境川村(現:山梨県笛吹市)出身の児童文学者・編集者[1]。妻は小説家の小野美智子[2]。
略歴
山梨県師範学校を卒業後、八代尋常小学校に訓導として勤務した[1]。その後、上京して巖谷小波に師事し、『少年世界』『少女世界』に童話を発表した[1]。執筆活動初期には、故郷を流れる笛吹川にちなみ「小野小峡」の筆名を名乗った[1]。1912年に山内秋生、竹貫佳水、蘆谷蘆村、大井冷光らと、日本初の児童文学団体である少年文学研究会を設立[3]。1920年には、研究社『小学少女』の編集に当たっている[4]。のちに、小川未明、楠山正雄、鹿島鳴秋、蘆谷蘆村、浜田廣介が創立準備をした童話作家協会に参画[3]。絵雑誌『コドモノクニ』の執筆にも参加する[5]など、御伽噺から童話へと思潮が移り変わった明治末期~昭和初期の日本の児童文学界で活躍した。
主な著書
- 小野小峡名義
- 小野政方名義
関連項目
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads