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岡田光正 (建築学者)

日本の建築学者 ウィキペディアから

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岡田 光正(おかだ こうせい、1929年3月29日[1] - )は、日本の建築学者工学博士京都大学)。大阪大学名誉教授、元大阪工業大学建築学科教授。日本建築協会元編集理事。

専門は、建築人間工学群衆安全工学(特に災害避難シミュレーション・安全性評価や群集流動、滞留人口など)、建築計画・都市計画。

略歴

高知県に生まれる。1952年京都大学工学部建築学科卒業。のちに、工学博士(京都大学)[2]清水建設勤務を経て京都工芸繊維大学講師、1962年大阪大学工学部助教授。1967年同大学工学部教授[3]。1992~1997年大阪工業大学工学部建築学科教授。

建築人間工学群衆安全工学のパイオニアである。大阪大学工学部をメインに41年の長きにわたり教育・研究に従事、建築・都市人間工学領域(講座)を担当[4]

群集安全工学の高い専門性と見識は、明石花火大会歩道橋事故(2001年7月)の原因究明にあたり大いに発揮し、長年携わったこれらの建築防災計画評定に活かされる[5]

受賞

  • 1965年 日本建築学会賞論文賞
  • 1986年 空気調和衛生工学会賞[6]
  • 2011年 日本建築学会賞大賞[7] - 規模計画・安全計画・建築人間工学の確立と発展に関する一連の功績

著書

  • 『建築計画』〈1〉[8]および〈2〉[9][10](現代建築学)
  • 「最大滞留量の近似的計算法」[11][12][13]
  • 『「地霊」の黒い陰』[14][15][16][17]
  • 『火災安全学入門』[18]
  • 『空間デザインの原点 建築人間工学』[19][20]
  • 『基礎シリーズ 建築計画入門』(監修)[21]
  • 『新建築学大系 13. 建築規模論』[22]
  • 『群集安全工学』[23]

など

脚注

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