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市民の音楽の象徴、軍隊の音楽の象徴
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『市民の音楽の象徴』(しみんのおんがくのしょうちょう、仏: Les Attributs de la musique civile、英: The Attributes of Civilian Music)と『軍隊の音楽の象徴』(ぐんたいのおんがくのしょうちょう、仏: Les Attributs de la musique guerrière、英: The Attributes of Military Music)は、18世紀フランス・ロココ期の巨匠ジャン・シメオン・シャルダンが1767年にキャンバス上に油彩で制作した一対の絵画である。静物画の傑作として、フランス・ロココ芸術の頂点を表わすものとなっている[1]。2010年以来[2][3]、パリのルーヴル美術館に所蔵されている[2][3][4]。
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来歴
これら2点の絵画は、ムードンのベルヴュー城に由来する[2][3]。シャルル=ニコラ・コシャンが、1766年にシャルダンに城内の音楽の間のドア上部を装飾するために依頼した。2点は1767年のサロン・ド・パリで展示され、1768年にベルヴュー城に掛けられた。後に国家遺産となった両作品は競売に付されて、肖像画家ジャン=セバスティアン・ルイヤール (Jean-Sébastien Rouillard) に、次いでフランソワ・マルシーユ (François Marcille) と彼の息子の美術史家ウドクスに購入された。2010年にルーヴル美術館に収蔵されたのは、ウドクス・マルシーユの子孫とルーヴル美術館友の会の寄贈による[2][3]。
作品
全部で12ある楽器は、楽譜とともに赤い布で覆われたテーブルの上に置かれている。『市民の音楽の象徴』の前景には、ヴィオラ・ダ・ガンバとその弓、横笛、タンバリン、そしてハーディ・ガーディが見える[1][5]。奥には、クラリネット、ホルン、スネアドラムが見分けられる。前面短縮法の技が巧みに使われている[1]『軍隊の音楽の象徴』の前景には、ファゴット、オーボエ (楽譜の下) 、そして本の上に置かれた一対のシンバルが見える。奥には、一対のティンパニ (マレットが付いている) とトランペットがある[1]。これら2点の作品において、シャルダンの明暗法の使い方は卓越している[1]。
この2点の絵画は、1767年のサロンでドゥニ・ディドロによる以下のような称賛を引き出した。
信じがたい色彩の力、全体的な調和、刺激的で本物の効果、美しい量塊、妬ましいほど魅惑的な仕上げ、取り合わせと秩序の妙である。遠ざかっても近づいても同じ幻影。混乱も、左右対称も、揺らぎもない。目はいつも回復する。静穏と休息があるのだから。—『ルーヴル誌 (Le Journal du Louvre)』[6].
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脚注
参考文献
外部リンク
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