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平成24年台風第21号
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平成24年台風第21号(へいせい24ねんたいふうだい21ごう)は2012年10月7日に発生した台風。アジア名のプラピルーンはタイ王国の雨の神から付けられている [1]。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)によるフィリピン名はNINA。
概要

10月3日に形成が始まり、10月7日午後9時にフィリピンの東の北緯17度50分、東経136度35分で熱帯低気圧から台風になった[2]。
台風はゆっくりと北西へ向かいながら成長、非常に強い台風となって12日にフィリピン海で進路を北東方向に変え[3]、14日には南大東島が[4]、15日には沖縄本島が強風域に入ったが[5]、15日から16日にかけては南大東島の南約330~380km、北緯22度東経131度付近でほぼ停滞[6][7][8][9]。16日になって再び西に進んだのち、17日には北北西から北向きに進路を変えるなど[1][10][11]、沖縄の南の海上で複雑な動きをした。その後、進路を北東寄りに変えた台風は18日午前9時までに中心気圧985hPa、最大風速25メートル、最大瞬間風速35メートルまで勢力を弱めて暴風域も消滅し[12]、日本列島の南の海上を北東方向に進んで[13]、19日午後9時に太平洋上で温帯低気圧となった[14]。
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影響
沖縄地方では台風の停滞によって波が高い状態が続き[1]、21日に開催予定だった「第25回いぜな88トライアスロン大会」が中止された[4] 。また、鹿児島県の与論島では高波でタンカーが港に入れず、15日に島内のガソリンが売り切れる事態となった[15]。17日には船便のうち沖縄本島と周辺の離島を結ぶ全便を含む約90便が欠航、航空機も一部欠航となった[16]。愛媛県愛南町では落雷により1人死亡した[17]。
脚注
関連項目
外部リンク
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