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複雑な動きをする台風

通常と異なる動きを取る台風 ウィキペディアから

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複雑な動きをする台風(ふくざつなうごきをするたいふう)は、複雑な動きをし、時に進路予報が難しいことのある台風である[1]迷走台風(めいそうたいふう)という呼び方[2]もあるが、気象庁では「台風が迷走しているわけではないので用いない」用語としている[注 1]

概要

通常、台風は小笠原諸島南西諸島を除いて日本近辺では偏西風に乗って北東に進む。しかし、夏(近年は夏以外の季節も)は太平洋高気圧に覆われて偏西風も弱いため、台風の動きが遅く、時には大きく南下したりして、北部九州を1周するなど複雑な動きをすることもあるほか、通常の台風とは逆に東から西に進むことがある(このような台風は「逆走台風」とも呼ばれる場合もあり、2016年の台風10号や、2018年の台風12号などがその例である。)。なお、近年、夏だけではなく、夏以外の季節にもこのような状況が生まれている場合がある背景には、地球温暖化の影響の可能性が指摘されているが、否定している意見も多く、真相のところは、定かではない。また、2つ以上の台風や、台風と寒冷渦が近くに存在する場合、藤原の効果によって太平洋を南下したり、同じ場所に停滞するなどの複雑な進路をとることがある。このような台風は進路予想が困難となる。予報に反した進路を取りやすく、過去に日本列島を奇襲する形で接近・上陸したケースも多数あるため台風情報をこまめに確認することが重要である。

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過去の「複雑な動きをする台風」の例

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脚注

関連項目

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