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広州環状高速道路
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広州環状高速道路(こうしゅうかんじょうこうそくどうろ)、または広州繞城高速道路(こうしゅうにょうじょうこうそくどうろ)は中華人民共和国広東省広州市と仏山市を周回する全長195.064kmの高速道路である。 瀋海高速道路の支線にあたるほか、広州市白雲区の太和JCTから仏山市南海区の横江JCTまでは
アジアハイウェイ1号線の一部となっている。

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概要

広州環状高速道路は4区間に分けられ、北から時計回りで見た場合、以下の通りの順番となる。なお、各高速道路の境界には本線料金所が設けられている。
- 広州北二環高速道路(北二環) 茅山JCT ~ 火村JCT
- 広州東二環高速道路(東二環) 火村JCT ~ 東涌JCT
- 広州南二環高速道路(南二環) 東涌JCT ~ 九江JCT
- 広州西二環高速道路(西二環) 九江JCT ~ 龍山JCT(茅山JCTの西二環側)
なお、 アジアハイウェイ1号線の北京(東京)方面から友誼関(イスタンブール)方面に向かうルートは、広州市白雲区の太和JCTで
京港澳高速道路から北二環に入った後、環状道路を反時計回りに回って龍山JCTからは西二環に入り、仏山市南海区の横江JCTから
広昆高速道路(広肇高速道路)に抜けるルートとなっている。
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建設
広州環状高速道路の建設計画は、1995年に広州で行われた第三回珠江デルタ経済特区指導者企画調整会議(珠三角经济区规划协调领导小组第三次会议)で決定されたのが始まりで、同年中に建議書が中華人民共和国交通部で批准された。建設は現在の北二環にあたる区間から進められ、1999年4月26日に建設が開始され、2001年10月26日に北二環区間は全線開通となった。
次に建設が開始されたのは東二環区間で、2003年11月7日に火村JCT~東涌JCT間での建設が開始され、2005年12月30日には草堂IC~東涌JCT間が開通した。その後も長らく珠江を挟んだ区間のみ未開通であったが、2008年10月28日に黄埔大橋が完成し、12月16日に全線開通となった。
西二環区間は他区間と違い、北部区間(小塘JCT~龍山JCT間)と南部区間(九江JCT~小塘JCT間)でそれぞれ別に工事が進められた。北部区間は2004年12月に着工し、2006年12月19日に開通した[1]。南部区間の工事は2005年1月に建設が開始され、2007年12月24日に開通したことにより、西二環区間は全線開通となった。
最後に残ったのは南二環区間であったものの、こちらも他区間とともに建設が進められていて、2010年12月31日に全線開通した。[2]。これにより広州環状高速道路も全線開通となり、広州市を囲む環状線が開通することとなった。
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インターチェンジなど
- 広州北二環高速道路起点の茅山JCTから時計回りに記している。
- IC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
- 英略字は以下の項目を示す。
脚註
出典
関連項目
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