トップQs
タイムライン
チャット
視点
座位分娩
ウィキペディアから
Remove ads
座位分娩(ざいぶんべん)とは、フリースタイル分娩のひとつで座った状態でお産をすることをいう[1]。リクライニングシートのような構造で背もたれの角度も好みによって自由に変えられて[2]座った姿勢で分娩できる特別な分娩台を使う[3]。
メリットとデメリット
メリット
- 力を入れやすく楽なお産ができる[2]
仰向けの状態よりも座った体勢のほうがお腹に力が入りやすく和式トイレのような姿勢でいきむためいきむのが楽になり自然に力が入りやすく産道を通りやすい。[1][2][4]仰向けの出産では赤ちゃんは水平に移動するが座位分娩では上から下へ移動するため重力の効果を利用する。そのため自然な姿勢での分娩方法で母体や胎児への圧迫も少なく楽に出産できる[4][5]。
座位分娩は産婦と介助者(医師や助産師)と目線がほぼ同じ高さなので通常の分娩台より安心感が大きくリラックスして出産に集中できる[2][4]。
デメリット・リスク
- 座位用の分娩台がある産院・フリースタイル分娩を取り扱う分娩施設でしか出産できない[1][3]
- 介助する産科医や助産師が赤ちゃんを取り上げにくい[5]
- 出産時の重力によりお産の進行が早くなり、分娩子宮頸管裂傷や会陰裂傷がおこりやすい[5]
座位分娩は重力を利用した分娩方法である。そのためいきみのコントロールが難しくお産が急激に進行し勢いで子宮頸管や会陰部を傷つけてしまう危険性もある。[1][2]
Remove ads
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads