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弘法寺古墳
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弘法寺古墳(ぐほうじこふん)は千葉県市川市真間山弘法寺にある古墳。形状は前方後円墳[1]。古墳時代後期の6世紀後半〜7世紀前半ごろ築造された。法皇塚古墳・明戸古墳などとともに国府台古墳群(こうのだいこふんぐん)を形成している[2]。

(360°インタラクティブパノラマで見る)
概要
1971年(昭和46年)刊行された『市川市史』第1巻編纂に際して、1970年(昭和45年)春に市史編纂副委員長の杉原荘介明治大学教授指揮のもと、明治大学考古学専攻生の測量実習が行われた。その結果、墳丘は原形をとどめる箇所が少なく、後円部には溝状の土取り跡もあり、墳形を損ねていた[3]。
前回の測量から半世紀を経過した2014年(平成26年)に、『市川市史』第3巻編纂に伴い、編纂委員の吉村武彦の指示・立ち合いのもと、再測量が行われた[4]。
発掘経緯
・1970年(昭和45年)、明治大学による測量調査実習[6]。
・2014年(平成26年)、測量調査[7]。
・2015年(平成27年)、レーダー調査[7]。
・2021年(令和3年)-2022年(令和4年)、発掘調査予定[8]。
構造
弘法寺境内の遍覧亭(徳川光圀によって号を贈られた茶室)西側の崖際にある前方後円墳で、1970年の測量調査では、全長43m、前方部幅15m、高さ3m。 後円部径8(20)m、高さ3m[1]。 主軸の方位は N-65°-W とされていた[9]。
2014年の測量調査では、全長44.3m、前方部幅25.6m、高さ3.33m、後円部径22.6m、高さ3.19m。主軸の方位は N-72°-W と変更された[10]。
台地の南端にあり、がけ崩れで一部崩壊している。埴輪が採集されていないことから、6世紀末~7世紀初めの終末期の前方後円墳との説もある[1]。
交通アクセス
鉄道
JR市川駅下車 徒歩15分
京成国府台駅下車 徒歩10分
京成市川真間駅下車 徒歩10分[11]
バス
JR市川駅北口より松戸駅行きバス「真間山下」下車 徒歩5分
JR松戸駅北口より市川駅行きバス「真間山下」下車 徒歩5分[11]
脚注
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