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彦坂恭人
愛知県豊明市出身の作曲家 ウィキペディアから
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彦坂 恭人(ひこさか やすと、1979年7月28日 - )は、愛知県豊明市出身の作曲家[1] 、編曲家 、音楽理論家。
来歴
桐朋高等学校卒業。在学中に作曲、和声を橋本忠(エコール・ノルマル音楽院)に師事する[2]。高校卒業後に10年ほど、様々な職業を経験しながら独学で作曲やピアノを学ぶ[2]。
その後、28歳の時に尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科(作曲コース)へ入学。作曲を坂田晃一、川島素晴、和声を愛澤伯友、ジャズセオリーを外山和彦、三木俊雄に師事する[2]。また、同時期にジャズピアノを兵頭佐和子、南博、元岡一英に師事[2]。2012年に同大学を学費全額免除特待生として卒業[2]。
商用音楽の作・編曲活動の他に、音楽理論書執筆や作・編曲、ジャズ・ポピュラーピアノレッスン、ワークショップなども開催している。映像音楽(映画・ドラマ・ゲーム等)の作曲家やジャズ・ミュージシャンとの交流が深く、常に「音楽の本質」を捉えようとする姿勢は注目を集めている。
晩年の坂本龍一との交流もあり、かなりマニアックな音楽談義をしていたという。
日本においてリディアン・クロマティック・コンセプトを自作品や著書(モード作曲法など)に活かしている数少ない作・編曲家である。ジョージ・ラッセルと関係の深かった梶本芳孝、田野城寿男、藤原大輔に師事し、深い薫陶を受ける。
2017年2月25日に開催された「東京ゲーム音楽ショー2017」では、菊田裕樹、伊藤翼と共に「オレが考えたフィールド曲」公募企画ワークショップの講師をつとめた[1]。主な弟子にのぐちとしかずがいる。
高校時代の同級生に衆議院議員の簗和生や、お笑い芸人・占い師キック (タレント)、フジテレビプロデューサーの木月洋介がいる。また、大学時代の後輩に高岩遼(SUNABAGUN)がいる。
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主な受賞歴・活動歴
主なメディア向け作品
- Nintendo Switch版「ドラゴンボールZ 超武闘伝」(エンドタイトルのみ)作曲(2018)[2]
主な楽曲、編曲提供・参加作品
- 大栗芙美子『あなたへ』(2011)編曲協力
- 高岩遼(現SUNABAGUN)ソロ(2012)編曲提供
- 原礼以菜&寺沢希美(2015)編曲提供・協力
- 日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年催事(2017)編曲提供。
- 林彦賓
- 『わすれな草のメモリー~Forget me not~』(2021) 作曲(作詞:マヒルムラサキ、編曲:杉山直樹)、全日本こころの歌謡選手権大会第3期課題曲。
- 帝塚山中学校・高等学校 弦楽部(2021)編曲提供。
■管弦楽曲
「The Painless War」(2010)
「The Rate In Spring」(2013)
「まんまるひつじ」(2014)
「Mind and Nature」(2015)
「アルトとテナーサックスのための管弦楽協奏曲」(2018)
■室内楽曲
「Chanson」(2009) cl./vc./pf.
■ピアノ曲
「Revoce」(2016)
「こどものための旋法の世界(全12曲)」(2018)
■弦楽合奏曲
弦楽セレナーデ 第1番「Soul」(2015)
■混声合唱曲
「中也四景」(2010)
他多数
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著書
- 全て自由現代社・刊
- 『コード&メロディーで理解する「実践!やさしく学べるポピュラー対位法」』(2013)
- 『楽器の重ね方がイチからわかる!「実践!やさしく学べるオーケストラアレンジ」』(2014)
- 『ワンランク上に挑む「実践!本気で学べるジャズ理論」』(2015)
- 『実践!作曲・アレンジに活かすためのポピュラー和声学』(2016)
- 『実践!作曲・アレンジに活かすためのモード作曲法』(2017)
- 『モードからフーガまで「実践!しっかり学べる対位法」』(2018)
- 『作曲、演奏に活かせる「実践!本気で学ぶ至高のジャズアレンジ法」』(2019)
- 『定番から応用まで「実践!作曲の幅を広げるコード進行パターン&アレンジ」』(2023)
- 『コード進行とスケールを意識した「実践!メロディを作るためのアイデア&アレンジ」』(2025)
親族
- 曾祖父: 白上佑吉(元・東京市助役/旧内務・警察官僚/官選県知事)
脚注
外部リンク
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