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御行の松

東京都台東区根岸にある西蔵院にある松 ウィキペディアから

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御行の松(おぎょうのまつ)は、東京都台東区根岸にある西蔵院不動堂(御行の松不動尊)に存するの名前。2018年4月に四代目が植樹された[1]

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御行の松(2018年1月31日撮影)
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御行の松の石碑(2018年1月31日撮影)

歴史

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御行の松(初代)

初代の松は『江戸名所図会』や歌川広重錦絵に描かれるほど知られていた。名前の由来は、輪王寺宮(上野寛永寺貫主である東叡大王)がその下で修行したからなど諸説ある。

近くの荒川区立第三日暮里小学校には「弟松」(三日松)が植えられており[2]、同校と台東区立根岸小学校校歌にも詠われている[3]

1925年(大正15年)10月20日に「根岸御行ノ松」として天然記念物指定された[4][5]。その時には高さ約13.6メートル、目通り4.9メートルだったという。1928年(昭和3年)夏に枯死。同年11月30日に天然記念物指定解除となり、1930年(昭和5年)に伐採された[4][5]。樹齢は約350年であった。

その後二代目として1956年(昭和31年)に上野中学校から松が移植されたが、すぐに枯れた。1976年(昭和51年)8月に植えられた三代目は盆栽状であるため、地元の団体()が初代のように大きく育つことを願い、隣に四代目を植えた。

不動堂に祀られている不動明王像は、初代の松の根を掘り起こして彫られたものである。

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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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