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怪猫謎の三味線

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怪猫謎の三味線』(かいびょうなぞのしゃみせん)は、1938年(昭和13年)11月3日公開の日本映画である。新興キネマ製作。監督は牛原虚彦、脚本は波多謙治、主演は鈴木澄子モノクロ、8巻(71分)。再公開時の題名は『恩讐謎の怪猫』[1]

概要 怪猫謎の三味線, 監督 ...

化け猫女優」と呼ばれる鈴木澄子であるが、本作は化け猫に呪われる役である。

監督の牛原虚彦は化け猫映画を引き受けるにあたって、2つの条件を出した。1つはトリック撮影用の設備、具体的にフランス製の魚眼アタッチメント、もう1つは録音機構の充実、具体的に多マイクロフォン方式による録音、である[2]


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あらすじ

飼い猫のクロが縁で知り合った常磐津節の三味線弾き・清二郎と武家の娘・お喜世。それを妬んだ女役者・三津枝は猫を殺し、さらにお喜世の父・縣頼母に告げ口して二人を別れさせる。
清二郎は形見にクロの皮を張り替えた愛用の三味線をお喜世に渡す。
三津枝はその三味線を手に入れようとして、お喜世まで殺してしまう。
呪われた三味線は人から人の手に渡り、ついに、お喜世の妹・お縫の元へ。すると、お喜世の霊が現れ、ことの顛末と、さらに父親まで三津枝のために殺されたことを告げる。
お縫は清二郎らと相談のうえ、猿曳の猿に化け、三津枝と同じ舞台に上がり、姉と父の仇を討つ。


スタッフ


キャスト


脚注

外部リンク

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