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フィンランド・ミステリ協会
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フィンランド・ミステリ協会(Suomen dekkariseura)は1984年に設立されたフィンランドの文学団体。ミステリに関する各種の賞を主催している。
推理の糸口賞
要約
視点
1985年開始。前年出版の国内の最優秀ミステリに贈られることが多いが、授賞対象は小説に限らず、過去にはラジオドラマやテレビドラマ、ミステリに関する研究書なども受賞している。
日本推理作家協会賞とは異なり、複数回の受賞が可能である。マッティ・ウルヤナ・ヨエンスー(Matti Yrjänä Joensuu、1948-2011)はハリユンパー刑事シリーズの作品で3度受賞しており、ほかにペンッティ・キルスティラ(1948- )とハッリ・ニュカネン(Harri Nykänen、1953- )が2度受賞している。
以下の表では、日本語訳のある作家のみカタカナで表記する。
2006年の受賞作であるマッティ・ロンカの『Ystävät kaukana』は翌年、北欧5カ国のミステリを対象とするガラスの鍵賞(スカンジナヴィア推理作家協会主催)を受賞している。
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外国推理作家賞
1993年開始。
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名誉賞
フィンランドのミステリ作家、ミステリ関係者に不定期に贈られる。
- 2005年 - Pirkko Arhippa(ミステリ作家) - 生涯の功績に対して
- 2009年 - マッティ・カッシラ(映画監督) - ミステリ映画に対して
参考文献
- レーナ・レヘトライネン『雪の女』(創元推理文庫、2013年1月) 訳者あとがき(古市真由美)
- ペンッティ・キルスティラ『過去よさらば』(新樹社、2000年12月) 訳者あとがき(篠原敏武)
「フィンランド・ミステリ協会」、「推理の糸口賞」という日本語表記は前者に従った。後者ではそれぞれ、「フィンランド推理クラブ」、「導きの糸賞」とされている。
関連項目
- ガラスの鍵賞 - フィンランドを含む北欧5カ国のミステリ小説を対象とする賞
外部リンク
- Suomen dekkariseura - フィンランド・ミステリ協会公式サイト。主催する3つの賞の過去の受賞者・受賞作一覧などを見ることができる。
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