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木之下城伝承館・堀部邸
愛知県犬山市にある建築物 ウィキペディアから
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木之下城伝承館・堀部邸(きのしたじょうでんしょうかん ほりべてい)は、愛知県犬山市犬山南古券272にある施設。文化財登録名称は堀部家住宅(ほりべけじゅうたく)であり、旧堀部家住宅(きゅうほりべけじゅうたく)とも呼ばれる。主屋、離座敷、渡り廊、土蔵、作業場、高塀が登録有形文化財[1][2][3][4][5][6]。
歴史
堀部家の歴史
堀部家は犬山藩主の成瀬氏に仕えた武士の家系である[7]。12代目の堀部勝四郎(1832年~1907年)は明治維新後に事業に成功して財を成した[8]。犬山城下の土地を購入して養蚕業を営み、1883年(明治16年)に主屋を建てた[7]。明治時代の建築ではあるが、武家風の屋敷であるとされる[7]。
1892年(明治25年)、勝四郎の長男である堀部鎗次郎(1874年~1938年)が18歳で家督を継ぐと、1893年(明治26年)には土蔵・作業場・渡り廊を増築した[8]。鎗次郎は本格的に養蚕業を行うとともに出版業にも進出し、犬山市場株式会社の経営にも参画した[8]。鎗次郎は犬山町会議員も務めている[8]。大正時代には離座敷を増築し、主屋の北側に高塀を建てた[8]。
1938年(昭和13年)には鎗次郎が死去し、堀部禎次郎が家督を相続した[8]。
保存と活用
2006年(平成18年)3月27日、主屋、離座敷、渡り廊、土蔵、作業場、高塀の6件が登録有形文化財に登録された。
2015年(平成27年)6月、NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク(ニワ里ねっと)が旧堀部家住宅の新たな運営団体となり、木之下城伝承館・堀部邸がオープンした[9]。2021年(令和3年)3月20日、内部に提灯工房&カフェ「みな蔵」がオープンした[10]。
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建築


- 主屋
- 離座敷
- 渡り廊
- 作業場
- 主屋1階
- 主屋2階
- 渡り廊
- 土蔵
- 作業場
- 高塀
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利用案内
- 休館日 - 月曜・火曜
- 営業時間 - 12時から18時
- 入館料 - 無料
脚注
外部リンク
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