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木之下城伝承館・堀部邸

愛知県犬山市にある建築物 ウィキペディアから

木之下城伝承館・堀部邸map
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木之下城伝承館・堀部邸(きのしたじょうでんしょうかん ほりべてい)は、愛知県犬山市犬山南古券272にある施設。文化財登録名称は堀部家住宅(ほりべけじゅうたく)であり、旧堀部家住宅(きゅうほりべけじゅうたく)とも呼ばれる。主屋、離座敷、渡り廊、土蔵、作業場、高塀が登録有形文化財[1][2][3][4][5][6]

概要 木之下城伝承館・堀部邸, 情報 ...

歴史

堀部家は犬山藩主成瀬氏に仕えた武士の家系である[7]。明治初期、堀部勝四郎は犬山城下の土地を購入して養蚕業を営み、1883年(明治16年)に主屋を建てた[7]。明治時代の建築ではあるが、武家風の屋敷であるとされる[7]

2006年(平成18年)3月27日、主屋、離座敷、渡り廊、土蔵、作業場、高塀の6件が登録有形文化財に登録された。

2015年(平成27年)6月、NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク(ニワ里ねっと)が旧堀部家住宅の新たな運営団体となり、木之下城伝承館・堀部邸がオープンした[8]。2021年(令和3年)3月20日、内部に提灯工房&カフェ「みな蔵」がオープンした[9]

建築

  • 主屋
    • 木造2階建、切妻造、平入、桟瓦葺[1]。建築面積196平方メートル[1]。桁行9間半、梁間4間[1]。北面して建つ[1]。西側に土間と台所があり、東側に六間取の間取りである[1]犬山城下に現存する唯一の武家風屋敷とされる[7]
    • 1883年(明治16年)竣工[1]
  • 離座敷
    • 木造平屋建、入母屋造、桟瓦葺[2]。建築面積50平方メートル[2]。桁行5間、梁間2間半[2]。主屋の南東に接続し、8畳の座敷、7畳の次の間からなる近代和風建築である[2]
    • 大正時代竣工[2]
  • 渡り廊
    • 木造平屋建、桟瓦葺[3]。建築面積47平方メートル[3]。桁行9間、梁間7尺[3]。敷地西端に延びる通路であり、内部には物置、便所、風呂などがある[3]
    • 1893年(明治26年)頃竣工[3]
  • 土蔵
    • 土蔵造2階建、切妻造、桟瓦葺[4]。建築面積54平方メートル[4]。桁行4間半、梁間2間半[4]。敷地の中央に建つ[4]
    • 1893年(明治26年)竣工[4]
  • 作業場
    • 木造平屋建、切妻造、桟瓦葺[5]。建築面積6平方メートル[5]。土蔵の東側に接続する[5]。桁行3間半、梁間2間の物置、桁行3間、梁間2間の農作業小屋、桁行3間、梁間2間の蚕室が並ぶ[5]
    • 1893年(明治26年)頃竣工[5]
  • 高塀
    • 木造、瓦葺[6]。延長22メートル[6]。敷地の北端にある[6]
    • 昭和前期竣工[6]
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利用案内

  • 休館日 - 月曜・火曜
  • 営業時間 - 12時から18時
  • 入館料 - 無料

脚注

外部リンク

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