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木柵区

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木柵区
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木柵区(もくさくく、: 木柵區台湾語白話字: Ba̍k-sa)は、は中華民国台湾台北市にかつて存在した区。台湾台北市の南端、現在の文山区東部に相当した。

概要 繁体字, 拼音 ...

地理

東に台北県(現在の新北市)深坑区、北に山を隔てて大安区信義区南港区と接し、西には景美山を境に同じく文山区の一部となる景美区と接し、南は待老坑山から二格山までの稜線を境に台北県新店区石碇区と接する[1]。区内の河谷平原は景美渓沿いに帯状に分布し、平地面積は全体の5分の1に過ぎず、残りは広大な丘陵地となっている[2]

歴史

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原住民の様子(時期不明)

元は台湾原住民平埔族の霧里薛社が住む地域であった。乾隆年間に淡水海防庁淡水堡の霧里薛内湖庄に組み込まれ、嘉慶年間淡水庁中国語版拳山堡となり、同治年間には淡水庁拳山堡の内湖庄、木柵庄、頭前渓庄、光緒5年以降には台北府中国語版淡水県拳山堡の内湖庄、頭前渓庄となった。

日本統治下では初期は文山堡の内湖庄、坡内坑庄に属し、後年には台北州文山郡深坑庄の内湖と坡内坑として、二つの大字が置かれた。

戦後、中華民国による統治では台北県深坑郷に編入され、1950年3月1日に深坑からの分離により木柵郷となり、1968年7月1日に院轄市(現在の直轄市)に昇格した台北市へ編入され、木柵区が成立した。

その後、1990年3月12日の台北市行政区再編時に景美区と合併して文山区となり、現在当地域は台北市文山区の木柵、万芳、二格山の各地域に属している。

主な施設など

交通

鉄道

区があった当時、地域内を鉄道は通っていなかったが、後の1996年以降になってから同地域に台北捷運地下鉄路線が開通した。

台北捷運文湖線
万芳コミュニティ駅 - 木柵駅 - 動物園駅

脚注

関連項目

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