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本願寺駅逓
日本の北海道沼田町にある史跡 ウィキペディアから
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本願寺駅逓(ほんがんじえきてい)は、北海道雨竜郡沼田町北竜399-1に所在する史跡。

21世紀時点で北海道に現存する数少ない駅逓所の建物のひとつだが、当駅逓のような2階建てはさらに珍しい[1]。官設駅逓には一定の規格があり、平屋建て30坪とするほか間取りまで決められていたが、当駅逓は民間の建物に後から許可を与えたもののため、規格に従っていないのである[1]。
歴史
1894年(明治27年)、木谷卯一郎により旅人宿として建てられる[1]。
1900年(明治33年)、駅逓設置を空知支庁長に願い出て、許可を受ける[1]。
なお、当時の所在地は北竜村字仁多志別であり[2]、設置許可も「仁多志別駅逓」として下りている[3]。しかし、この一帯は本願寺農場事務所や本願寺説教所があったため「本願寺市街」の通称で知られており、したがって駅逓もまた「本願寺駅逓」と呼ばれた[2]。
駅逓としての業務は、大正時代末期まで続いたものと思われる[1]。
脚注
参考文献
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