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沼田町

北海道雨竜郡の町 ウィキペディアから

沼田町map
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沼田町(ぬまたちょう)は、北海道空知管内北部にある町。雨竜郡に属する。

概要 ぬまたちょう 沼田町, 国 ...
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地理

要約
視点

空知地方北部、雨竜川の北岸に位置する。町南部は平野で、三方は山に囲まれる。

  • 河川:雨竜川、幌新太刀別川
  • 湖沼:ポロピリ湖

隣接している自治体

人口

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沼田町と全国の年齢別人口分布(2005年) 沼田町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 沼田町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
沼田町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,177人
1975年(昭和50年) 7,016人
1980年(昭和55年) 6,207人
1985年(昭和60年) 5,640人
1990年(平成2年) 5,206人
1995年(平成7年) 4,745人
2000年(平成12年) 4,373人
2005年(平成17年) 4,041人
2010年(平成22年) 3,612人
2015年(平成27年) 3,181人
2020年(令和2年) 2,909人
総務省統計局 国勢調査より

消滅集落

2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]

  • 沼田町 - 字浅野,無番地

気候

さらに見る 石狩沼田(1991年 - 2020年)の気候, 月 ...
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町名の由来

当地の開拓は1894年(明治27年)に富山出身の小樽の米穀商沼田喜三郎が「本願寺農場・開墾委託株式会社」を設立し、幌新太刀別川流域の開墾を始めたことにはじまる[3]。加えて、現在の留萌本線となる鉄道が1910年(明治43年)に開通した際に沼田所有の農場内に駅が設置されたことから「沼田駅(現:石狩沼田駅)」と命名されており[4]、その後の1922年(大正11年)には自治体名となった[3]

沿革

行政

町長
  • 横山 茂(令和元年5月1日から)

姉妹都市・提携都市

経済

基幹産業は農業(稲作)。

農協

金融機関

郵便局

  • 沼田郵便局(集配局)

宅配便

公共機関

国の行政機関

  • 法務省
    • 旭川保護観察所沼田駐在官事務所(沼田町就業支援センター)

警察

  • 北海道旭川方面深川警察署
    • 沼田警察庁舎(2017年3月までは沼田警察署)
    • 共成駐在所
      • 恵比島駐在所は2014年9月に廃止

消防

教育

  • 中学校
    • 沼田町立沼田学園沼田中学校
  • 小学校
    • 沼田町立沼田学園沼田小学校

住宅団地

  • 緑町団地

交通

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石狩沼田駅

鉄道

廃止された鉄道

町内には、本通乗降場、幌新駅、袋地乗降場、新雨竜駅、太刀別駅、昭和駅があった。
町内には、北竜駅五ヶ山駅があった。
町内には、真布駅恵比島駅があった。

鉄道ルネサンス構想

沼田町は町ぐるみで鉄道の存続に積極的であり、北海道全体の鉄路を守るため、道民が一丸となって既存の制度にとらわれない新しい取組みを導入するようにJR北海道などに対して提案をしている[7]

バス

空知中央バス
  • 秩父別・深川方面
沼田町営バス
  • 幌新線:厚生病院 - 沼田駅前 - 恵比島駅前 - 幌新温泉(留萠鉄道廃止区間)
  • 東予線:厚生病院 - 沼田駅前 - 東予 - 中島

ジェイ・アール北海道バス石狩線および北海道中央バス路線で、国鉄札沼線1972年(昭和47年)廃止区間代替の北竜線(沼田駅前 - 碧水市街・和)と、 旧北空知バス路線の更新線(厚生病院 - 沼田駅前 - 多度志)は、デマンドバス化を経て2018年(平成30年)6月1日バス路線廃止。同日から沿線住民向けの乗合タクシー化されている[8][9]

道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

  • クラウス15号蒸気機関車 - 町の文化財、準鉄道記念物
  • 本願寺駅逓 - 道指定有形文化財
  • 11面薬師観音菩薩像 - 町の文化財、永徳寺
  • 本願寺越中獅子舞 - 町の文化財、本願寺越中獅子舞保存会
  • 沼田産出化石(No1~No18) - 町の文化財、沼田町化石館
  • 幌新太刀別川化石産出流域 - 町の文化財

名所・観光・祭事

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恵比島駅。右側が駅舎で、左側の建物はドラマ「すずらん」のセットである

幌新地区

 様々な観光施設や魅力あるアクティビティを提供している地域。インバウンドへの対応にも力を入れている。

  • 幌新温泉ほろしん温泉ほたる館
  • クラウス15号蒸気機関車
  • 沼田町化石体験館
  • ほたるの里
  • ほたるの里オートキャンプ場 地域おこし協力隊によるブランディングが成功している
  • そらち自然学校
  • ほたる祭り 7月中旬から8月上旬まで

恵比島地区(旧恵比島駅前)

五ヶ山地区

  • 萌の丘

北竜地区

  • 旧本願寺駅逓

高穂地区

  • 町営高穂スキー場

沼田市街地区

  • 夜高あんどん祭り 8月中旬金曜日、土曜日実施
  • 沼田町夜高会館
  • クラフトビール醸造所(石狩沼田ブルワリー) 全国初の公設のクラフトビール醸造所。一次産業と相性の良いクラフトビールを使った町おこしに取り組んでいる
  • 雨竜川総合運動公園野球場 北海道中学軟式野球選抜大会が開催されるなど、野球などのスポーツ振興が盛ん
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出身の有名人

ゆかりの人物

  • 沼田喜三郎(1834 - 1923) - 富山県出身。小樽での精米業を経て、1893年に現在の沼田町に開墾委託会社を設立。郷里から約400戸を入植させ、開拓事業に従事。市街区画計画においては、自らの所有地から鉄道・道路・寺社・学校用敷地を供出した他、建設費用も寄付した。また、製綿事業を起こすなど、産業の発展にも尽力した。
  • 佐々木兵作(1878 - 1942) - 石川県出身。1900年現在の沼田町に移住し、雑貨商・呉服商などを営む。当時地元の商店は銀行から融資を受けられなかったため、1918年に佐々木らの提唱により沼田信用組合が設立された。また、商工会議所会頭・村会議員なども歴任し、郷土の発展に尽くした。
  • 小石源蔵(? - 1931) - 福岡県出身。1916年浅野財閥の要請により、雨竜炭田の開発に従事。10数年の調査・試掘の末、同炭田の埋蔵量と炭質が夕張炭田に匹敵するものであることを確認した。浅野雨竜炭鉱は1930年に開鉱したが、小石自身は翌年の出炭開始を見ることなく急逝した。
  • 稲垣源一(1895 - 1956) - 愛知県出身。1906年家族とともに現在の共成第二地区に入植、開拓に従事。共成区長・沼田産業組合専務理事・沼田村村会議員などを経て、1944年から翌年まで村長を務めた。退任後も沼田町農業協同組合長・北海道生産連会長・北海道農業協同組合中央会会長などの要職を歴任した。
  • 辻村高蔵(1877 - 1954) - 神奈川県出身。 1906年、現在の高穂地区に移住。農場経営に従事し、自らも開拓の鍬を振るった。1914年水田造成の必要を説き、沼田土功組合を設立し専務理事となる。1916年沼田村農会会長、1920年共成信用販売購買組合長も兼任し、以後30余年に渡り、土地改良など農業の発展に尽くした。

特産品

  • 雪中米
  • 完熟トマトジュース「北のほたる」
  • 完熟トマトケチャップ
  • 日本酒「雪なごり~瑞華~」
  • 雪中しいたけ
  • クラフトビール

テレビロケ

沼田町の施設が以下のテレビドラマロケーションが実施された。

関連項目

参考文献

  • 『沼田町百年史』

脚注

外部リンク

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