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杉原行里

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杉原 行里(すぎはら あんり、男性、1982年5月7日 - )は、日本の経営者。株式会社RDS代表取締役。HERO X編集長

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概要 すぎはら あんり 杉原 行里, 生誕 ...
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経歴

要約
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埼玉県所沢市出身。15歳で単身渡英、イギリスの全寮制高校に進学をした[1]。その後、Ravensbourne University Londonに進み、プロダクトデザインを専攻[2]。入学当初は建築デザインや自動車などの工業デザインに傾倒していたが、在学中に医療福祉のデザインに関心を持つようになり[3]ユニバーサルデザイン医療機器関係のデザインを学んだ。

大学卒業後、ロンドンの大学院に進む準備を進めていたが、父親が創業した株式会社RDSがリーマン・ショックの影響で経営危機に陥った為に帰国を決意。2008年、株式会社RDSの専務取締役クリエイティブ・ディレクターとして医療・福祉関連(医工連携分野)のデザインにも着手し、会社存続の立て直しを図った[4]

2010年、素材で遊ぶプロダクトを展開する株式会社AMIREX代表取締役に就任。翌年にはRJCカー・オブ・ザ・イヤーの選考委員[5]に選出される。2012年、株式会社セイタロウデザイン山崎晴太郎とともに医療・福祉プロダクトメーカー、株式会社メディカルチャープラスを設立。プロデュースを手掛けた世界最軽量の「ドライカーボン松葉杖」が、2013年度のグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を受賞[6]

2014年には人類初の月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に挑戦している日本発の民間月面探査チーム『HAKUTO』とサポーティングカンパニー契約を締結した[7][8]。同年、遠藤謙為末大とともにトップアスリート向け競技用義足「Xiborg Genesis(サイボーグ ジェネシス)」の開発を行う企業「Xiborg(サイボーグ)」を立ち上げ[9]、現在はアドバイザリーボードを務める。2017年6月には「HERO X」というメディカルテクノロジースポーツに焦点を当てた新たなメディアをウェブ上で立ち上げ、自ら編集長についた[8]

そして、2018年3月に開催された平昌パラリンピックでは森井大輝選手、夏目堅司選手、村岡桃佳選手のオフィシャルサプライヤーを株式会社RDSが務め、主にチェアスキーシートの開発を手掛けた[10][11]。さらに、ロンドンパラリンピック後に現役を引退していた伊藤智也選手と意気投合し、東京2020復帰に向けてRDS社による「伊藤モデル」(車いす陸上用マシン)の開発に従事している[12][13]

2018年6月、株式会社RDS代表取締役に就任。2019年1月より「HERO X RADIO」におけるラジオパーソナリティとしての活動をスタートした。2019年6月、RDSはF1チームであるレッドブル・トロロッソ・ホンダとスポンサー契約を締結した。2019FIAフォーミュラ・ワン世界選手権の第8戦フランスGPより、オフィシャルパートナーとしてRDSのロゴがF1マシン「STR14」に表示される[14][15]

また同年9月18日には、東京五輪2020大会で金メダルを目指す伊藤智也選手(57)をバックアップすると発表。[16]この発表は東京都内でプロジェクト発表会が行われ、ボーダーレスな未来を描く3つの最先端プロダクトとして、(1)アスリート向け車いすレーサー「WF01TR」、(2)最適なシーティングポジションの検討に役立つシミュレーター「SS01」、(3)通信対戦が可能なVRレーサー「CYBER WHEEL X」を発表した。[17]

2020年5月、世界最高峰のデザインアワード「A’ Design Award & Competition」にてアワード最高評価のプラチナを獲得。「RDS WF01」「RDS WF01TR」「RDS SS01」のエントリー全プロダクトが入賞。「RDS WF01」はカテゴリー最優秀賞となるプラチナを獲得。「RDS WF01TR」はGOLD、「RDS SS01」はBRONZEを受賞している。[18]同じく2020年にGOOD DESIGN AWARDでも「RDS WF01TR」「RDS SS01」「RDS WF01」「Cyber Wheel X」も受賞。[19]

自身が代表を務める株式会社RDSではJALの機内誌に特集も掲載される。[20]

2021年には全世界で各デザイナーが受賞したデザイン賞の数で順位を決定する世界のベストケアデザイナー「DAC」にて世界2位を獲得。[21]また、すべての国とすべての分野が含まれており、世界的に受賞したデザイン賞の数でランキングされているR+DESIGN RANKINGでは124位を獲得。[22]同じく2021年にはGOOD DESIGN AWARDでも「幼児カート [RDS ガーバ]」も受賞。

また2021年5月、2年連続で「A’ Design Award & Competition」にてゴールドを受賞。[23]同2021年には上智大学非常勤講師に就任する。[24]伊藤智也選手をバックアップするプロジェクトは「news every.」でも特集され東京パラリンピックで伊藤選手は自己ベストを叩き出した件についても紹介された[25]

2024年5月、F1レーサー 角田裕毅とのパートナーシップを発表。発表に合わせて杉原行里と角田裕毅の対談動画も公開された[26]

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受賞

  • 2013年 株式会社アールディエス
    ~CFRPの技術を駆使した医療・福祉機器の開発とブランディング~
    第3回 渋沢栄一ビジネス大賞ベンチャースピリット部門 奨励賞[27]
  • クールジャパン・マッチングアワード 2019
    準グランプリ CYBER SPORTS(サイバースポーツ)[28]
  • 2020年 A’ Design Award & Competition
    PLATINUM RDSWF01
    GOLD  RDSWF01TR
    BRONZE  RDSSS01
  • 2020年 GOOD DESIGN AWARD RDS WF01TR RDS SS01 RDS WF01 Cyber Wheel X
  • 2021年 DAC RANKING 2位
  • 2021年 R+ RANKING 124位
  • 2021年 A’ Design Award & Competition GOLD Gait Analysis Robot Medical Health Measurement System
    SILVER  RDS Wusa Electric Personal Mobility
    BRONZE  RDS Gaaba Infant Cart
  • 2021年 GOOD DESIGN AWARD RDS GAABA
  • 2022年 A’ Design Award & Competition GOLD WF02
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出演

テレビ番組

ラジオ番組

トークショー

書籍

インターネットメディア

雑誌

新聞

  • 企業の取組みについて掲載(読売新聞)2020年1月28日朝刊
  • 車いす陸上代表 伊藤智也 56歳、若手技術者と二人三脚(産経新聞)2020年2月24日朝刊
  • 体と一体カッコイイ車いす(朝日新聞)2021年8月23日朝刊
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関連項目

  • 角田裕毅
  • 金丸ユウ - 自身の会社で運営するYouTubeチャンネルで共演している。
  • 阿部光 - 金丸同様、自身の会社で運営するYouTubeチャンネルで共演している。

脚注

外部リンク

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