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李小鵬 (体操選手)

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李小鵬 (体操選手)
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李小鵬(り しょうほう、リ-・シャオペン Li Xiaopeng1981年7月27日 - )は、中国湖南省長沙出身の男子体操競技選手。得意種目は平行棒跳馬。跳馬では、自らの名前を冠した最高難度の技リー・シャオペン(ロンダートからの伸身クエルボ二回ひねり)を発表している。

概要 李小鵬, 選手情報 ...
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経歴

6歳から体操を始め、12歳のとき湖南省代表チームに入り15歳で国家代表に選抜される[1]。初めての代表となった1997年世界選手権で団体総合で金メダル、平行棒で銀メダル、床で銅メダルを獲得した。

2000年シドニーオリンピックでは団体総合と平行棒で金メダル、2003年世界選手権では団体総合と平行棒、跳馬の3種目で金メダルを獲得したが、2004年アテネオリンピックでは団体総合で5位、跳馬で7位、平行棒で銅メダルと不本意な結果に終わった。

2006年に手術を受け迎えた2008年の北京オリンピックでは金メダル確実と言われていた跳馬は、団体優先のリスク回避のため予選での実施を一本のみにとどめ種目別には出場しなかったが(なお一本目だけの参考記録ではあるが、この時の李の得点は16.775で金メダルを獲得したレゼク・ブラニクの得点16.700を上回っていた)、団体総合と平行棒で金メダルを獲得した。世界選手権ワールドカップを合わせた金メダル数が16となり、李寧の記録を抜き中国体操史上最多になった[2]

2009年12月現役引退が発表された。

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特徴

李は難度重視と言われる中国体操の中でも特に高難度な演技構成を組みながら、技の美しさでも世界トップクラスの評価を受けていた。跳馬と平行棒が得意で跳馬では自身の名のついた最高難度の技リー・シャオペンを発表している。平行棒では三度ミスしても優勝できる、というほどの超高難度の構成を組むことができる。負傷を抱えて彼にとって8割程度の演技構成にとどめた北京五輪でも2位に大差をつけて金メダルを獲得した。

一方で、慢性的な足の負傷や病気、事故などで苦しみ大きな大会を欠場することも多く、ベストな状態で出場できない大会も多かった。

主な成績

さらに見る 年, 大会 ...

脚注

外部リンク

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