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松本紘佳
日本のヴァイオリニスト (1995-) ウィキペディアから
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松本 紘佳(まつもと ひろか、Hiroka Matsumoto、1995年 4月27日 -)[1]は、日本人ヴァイオリニスト。
略歴
1995年横浜市出身[2]。4歳からヴァイオリンを習い始め[3][4]、3か月後にフィリアホールで初舞台[5]。7歳でザハール・ブロンに「非常に大きい才能と極めて巨大な潜在能力をもち、将来独特な音楽的個性へと成長するだろう。」と認められた[6][1]。9歳で、ハンガリーのブダペストで初リサイタルをした[7][6]。2008年に13歳で、フランツ・リスト室内合奏団とヴィヴァルディの「四季」全曲を弾き振りで共演した[7][3]。
2009年に国立新美術館でモーツァルトが幼年期に用いたヴァイオリンを演奏した[3][8]。このやや小さなヴァイオリン(1746年製)は同楽器を用いたオーストリア国外での初めての演奏会として注目された[9][7]。
高田美穂子、原田幸一郎、ジェラール・プーレに師事[7][3]。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース[7]で特待生[4]。高校2年生であった2012年にウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学特別課程に留学、同大学とウィーン国立音楽大学でボリス・クシュニール、ボリス・ブロフツィンほかに師事[7][10]。
2009–2011年度ヤマハ音楽振興会音楽奨学生[7][3]。2012–2013年度公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団音楽奨学生[7]。2014年秋から3年間を文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてオーストリアのウィーンで研鑽した[11][7]。 2016年ウィーン市音楽芸術大学 (旧ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学)学士課程を最優秀成績で卒業(早期卒業)[2]。2019年3月に同大学修士課程最優秀成績で修了[10]。
2018年に慶應義塾大学総合政策学部に入学、演奏活動を行いながら生物学系の研究室に所属し、ヴァイオリンを実験動物に聴かせる実験を行った[要出典]。2022年卒業。2022年–2023年イタリア・クレモナの名門Academia Stauffer Concertmaster Artist Diploma奨学生。
梯剛之、ドミトリー・フェイギンと共演を重ねている[要出典]。2023年に台湾での台北音楽祭 (TMAF) 招待参加。同音楽祭でイリヤ・カーラーから声を掛けられ、2024年秋よりアメリカ Cleveland Institute of MusicにCIM奨学生として在籍[12]。現在、アメリカと日本を拠点とし、国内外でソリストとして活動中[13]。
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受賞
- 2006年 リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール(ポーランド)ジュニア部門第2位(最年少入賞)[7][3]
- 2007年 全日本学生音楽コンクール小学校の部 東京大会と全国大会で第1位[7][3](全部門中の最高得点[6])
- 2009年 ユーディ・メニューイン賞(最優秀賞) - クロンベルクアカデミー(ドイツ・クロンベルク)[7][3]
- 2009年 IMA音楽賞 - いしかわミュージックアカデミー[7][3]
- 2010年 ABC新人コンサート優勝(最年少)[7][6] - ABC音楽振興会
- 2013年 ヨーロッパ国際マスタークラス聴衆賞(ドイツ・ワイマール)[7]
- 2015年 フィデリオ基金コンクール優勝 (オーストリア・ウィーン)[2]
- 2016年 トリノ国際室内楽コンクール第3位 (イタリア・トリノ)[2]
- 2016年 ボルダー国際デュオコンクール第3位 (アメリカ・ボルダー)[2]
- 2024年 学長賞 (日本)
- 2025年 クリーブランド音楽院 コンチェルトコンクール優勝(アメリカ・クリーブランド)[14]
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リサイタル
日本国内で、次のリサイタルを開いている[15]。
- 2009年4月 津田ホール[16](東京都渋谷区)[17]
- 2011年3月 横浜みなとみらいホール 小ホール[18]
- 2011年4月 フィリアホール[4]
- 2011年7月 JTアートホールアフィニス … ドルフィン トリオ[19]
- 2011年9月 武蔵野市民文化会館 小ホール … ピアノ: エリアンヌ・レイエ
- 2011年10月 なかのZERO プラネタリウム
- 2011年11月 なかのZERO 大ホール
- 2012年5月 アクトシティ浜松 音楽工房ホール[20]
- 2014年11月 フィリアホール - 青葉区制20周年記念公演[21][7]
- 2018年9月 佐藤卓史&松本紘佳 デュオリサイタル[22]
- 2018年9月 梯剛之&松本紘佳 デュオリサイタル[23]
コンサート
国内[15]
- 2008年 神奈川フィルハーモニー管弦楽団(指揮:渡邊一正、松尾葉子) - サントリーホール 大ホール[6]
- 2008年 東京交響楽団(指揮:大友直人、飯森範親) - サントリーホール 大ホール[6]
- 2009年 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(指揮:沼尻竜典)[6] - 昭和女子大学人見記念講堂 … 題名のない音楽会[24]
- 2009年 神奈川フィルハーモニー管弦楽団(指揮:松尾葉子) - 神奈川県民ホール 大ホール[6]
- 2010年 東京交響楽団(指揮:飯森範親) - ミューザ川崎シンフォニーホール[6]
- 2010年 オーケストラ・アンサンブル金沢(指揮:井上道義) - 石川県立音楽堂[6]
- 2011年 大阪センチュリー交響楽団(指揮:現田茂夫) - ザ・シンフォニーホール … ABCフレッシュ・コンサート[6]
- 2011年 ヤマハ音楽奨学生コンサート Vol. 2 - ヤマハホール[25]
- 2011年 新日本フィルハーモニー交響楽団(指揮:ジョナサン・シフマン) - 武蔵野市民文化会館[26][27]
- 2012年 日本フィルハーモニー交響楽団(指揮:三ツ橋敬子) - 杉並公会堂 大ホール[28]
- 2019年 バリアフリーコンサート - LET'S COME TOGETHER - コハーン・イシュトヴァーン&松本紘佳 ジョイントコンサート.フィリアホール[10]
国外[15]
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テレビ・メディア出演
エピソード
外部リンク
公式サイト
SNS
- HIROKA MATSUMOTO (@hirokamatsumoto) - Instagram
- Hiroka Matsumoto (hiroka.matsumoto.official) - Facebook
- HIROKA MATSUMOTO - YouTubeチャンネル
脚注
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