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松浦だるま

日本の漫画家 ウィキペディアから

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松浦 だるま(まつうら だるま、1984年[1] - )は、日本漫画家神奈川県横浜市在住[2]。2009年と2012年の「イブニング新人賞」でそれぞれ優秀賞を受賞し、2013年に『累 -かさね-』で連載デビュー。2014年には同名のペンネームで小説家としてもデビューした[3]

概要 松浦 だるま, 生誕 ...

来歴

1984年に出生[1]。漫画好きの親の影響で幼少期から漫画作品に触れて育ち[4]、小学生の頃には漠然とした夢として「漫画家」になることを望むようになる[5]。その後も漫画家になるという夢は抱きつつも、ほかの選択肢も広げるためとして美術系の大学への進学を決意[6]。数年の浪人生活を経て入学し[6]、油絵を専攻する[7]

大学を中退後、漫画作品の投稿を開始[8]2009年に『イブニング』(講談社)主催の「第12回イブニング新人賞」において、初投稿作『チョコレートミントの初恋』で「ゆうきまさみ大賞 優秀賞」を受賞[2][9]。2012年にも同誌主催の「第19回イブニング新人賞」において、投稿二作目の『雪女と幽霊』で「宇仁田ゆみ大賞 優秀賞」を受賞[2][9]。その後、青木幸子国広あづさらのアシスタント経験を経て[6]、2013年に『イブニング』掲載の『累 -かさね-』で連載デビュー[7]。同作は実写映画化もされることとなった[10]。また、2014年には『累 -かさね-』の前日譚となるスピンアウト小説の執筆も担当し、小説家としてもデビューした[3]

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人物

  • ペンネームの「松浦だるま」は、小学生のときに考案したもの[11]。語感のみで決めており、「だるま(達磨)」に特別な意図があったという訳ではないということと、「松浦」は本名であるということを述べている[11]
  • 父の影響で手塚治虫水木しげるの作品に触れ[4]、影響を受けた漫画家としてこの2人を挙げている[2]。このほかに好きな作品として『あしたのジョー』や『巨人の星』などを挙げ[2][4]、「自分が生まれる以前のマンガが大好き」だと語っている[2]。また、絵のルーツとしては『きんぎょ注意報!』を挙げている[2]

作品リスト

連載漫画

  • 累 -かさね-講談社『イブニング』2013年10号 - 2018年17号)全14巻
  • 今/渦子 往く琥珀色のはて(講談社『イブニング』2019年2号 - 2019年5号) - 全4話構成の短期連載
  • 今/渦子 ゆく琥珀色のはて(講談社『イブニング』2019年20号, 22号) - 『今/渦子 往く琥珀色のはて』のシリーズ連載化。上記と合わせて『いまかこ』のタイトルで単行本化された。
  • 太陽と月の鋼(小学館ビッグコミックスペリオール』2020年13号 - )既刊10巻
  • 激紅のレッドアイ(コンテ:花林ソラ、漫画:月山可也、LINE Digital Frontier『LINEマンガ』2024年2月27日[12] - )※MYRIAGON STUDIOとともに原作担当[12]

読み切り漫画

小説

その他

関連人物

青木幸子
漫画家。デビューまでの期間にアシスタントを務めた[6]
国広あづさ
同上[6]
小林銅蟲
漫画家。『累 -かさね-』にアシスタントとして参加している[19]
霧隠サブロー
同上[20]

脚注

外部リンク

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