松瀬貢規

松瀨 貢規（まつせ こうき、1943年8月6日^[1] - ）は、日本の工学者である。明治大学名誉教授^[2]。元電気学会会長^[3]。工学博士・電気学会名誉員・IEEE Life Fellow。2020年IEEE-Technical Field Awards受賞^[4]。2022年、瑞宝中綬章受章^[5][6]。

略歴

• 1943年（昭和18年）：中華民国・青島に生まれる。
• 1971年（昭和46年）：明治大学大学院工学研究科 博士課程修了
• 1974年（昭和49年）：明治大学工学部助教授
• 1979年（昭和54年）：明治大学工学部教授
• 1981年（昭和56年）：アイオワ州立大学客員教授, 同年明治大学理工学部長
• 1989年（平成元年）：明治大学理工学部教授
• 1997年（平成9年）：International Electrotechnical Commission(IEC)国際電気標準会議TC22,国内委員会委員長
• 1998年（平成10年）：中国・清華大学客座教授。
• 2000年（平成12年）：明治大学評議員
• 2004年（平成16年）：IEEE-IAS Distinguished Lecturer, 学校法人明治大学・学務担当常勤理事
• 2005年（平成17年）：IEEE, the IEEE Fellow Committee ,Member
• 2009年（平成21年）：電気学会会長（ - 2010年）
• 2014年（平成26年）：明治大学名誉教授

書籍

• 『半導体電力変換回路』電気学会 1987年
• 『Sensorless Control of AC Motor Drives-Speed and Position Sensorless Operation-』(Kaushik. Rajashekara, Atsuo. Kawamura, and Kouki Matsuse [ Coeditor]) IEEE Press 1996年
• 『交流電動機可変速駆動の基礎と応用』(編・共著)コロナ社1998年
• 『パワーエレクトロニクス回路』オーム社 2000年
• 『基礎電気回路上』(松瀨貢規[編],磯田八郎・荒 隆裕[共著]) オーム社 2004年
• 『基礎電気回路下』(松瀨貢規[編],土屋一雄・荒 隆裕・松瀨貢規[共著]) オーム社2004年
• 『電動機制御工学-可変速ドライブの基礎-』(松瀨貢規[著])電気学会 2007年 (電気学会著作賞受賞)
• 『電気磁気学入門』(松瀨貢規[編],工藤勝利・磯田八郎・松瀨貢規[共著]) オーム社 2011年
• 『電気電子基礎数学』 (川口順也・松瀨貢規[共著]) 数理工学社 2012年
• 『基礎から学ぶパワーエレクトロニクス』(松瀨貢規・斎藤涼夫[共著]) 電気学会 2012年（電気学会著作賞受章）
• 『基礎制御工学』(松瀨貢規[著]) 理工学社 2013年
• 『演習と応用 基礎制御工学』(松瀨貢規[著])理工学社 2014年
• 『電磁気学』(松瀨貢規[監修]市川紀充・岩崎久雄・澤野憲太郎・野村新一 [共著]) オーム社 2014年