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桑原樹
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桑原 樹(くわばら いつき、2008年9月7日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。七段。東京都出身、桑原陽子六段(実母)門下。第51期名人リーグ入り。
経歴
母・陽子からの指導を受けて5歳で囲碁を始め、その魅力に取りつかれる[1]。当初、陽子はプロ入りを目指させる気持ちは強くなかったが、囲碁アマ初段・将棋アマ高段の父は、勝負の世界へ進むことを強く推した[2]。小学2年生の時に、桑原は洪清泉が主宰する洪道場へと通い出す[1]。2017年、小学3年生で出場した第7回こども棋聖戦低学年の部で準優勝[3]。翌2018年、第8回高学年の部で優勝[4]。道場で碁漬けの日々を送るうちに「プロになるしかない」との思いが芽生え、2019年10月に日本棋院東京本院の院生となる[1][2]。
2020年10-11月、冬季棋士採用試験の本戦にて7勝8敗の11位[5]。2021年は6勝9敗の12位[6]。2022年、第37回ワールドユース囲碁選手権にて3位。同年10-11月、冬季棋士採用試験本戦で14勝1敗の成績を残し、11勝4敗で2位の重川明司とともにプロ入りを決めた[7]。一部に記録の欠損があるが、母を師匠とする棋士は日本棋院初とみられる[1]。2023年1月1日より対局参加、2023年4月1日付で14歳で入段。
入段初年の2023年には、非公式若手棋戦の第5回ワイズアカデミー杯で優勝[8]。そのほかにも岩本薫記念益田杯で2024-2025年準優勝[9][10]、イベロ・ジャパン杯で2025年準優勝[11]などの成績を残す(いずれも非公式の若手棋戦)。
2025年、第51期名人戦にて予選Cから勝ち上がり、最終予選で、10月30日に関航太郎九段、11月13日に張豊猷九段に勝利して、初の名人リーグ入りを果たした[12]。17歳2ヶ月でのリーグ入りは、芝野虎丸が保持していた17歳11ヶ月を抜き、史上最年少記録[12]。またこれにより、七段へと昇段[13]。二段から七段への五段飛びも新記録[12][注 1]。
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棋歴
良績
昇段履歴
脚注
外部リンク
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