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瓊海市
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瓊海市(けいかい-し)は中華人民共和国海南省に位置する県級市。
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地理
要約
視点
瓊海市は海南島の東岸、万泉河の河口に位置する。東線高速公路が整備され省都海口市から1時間程度で連絡されている。人口のうち半分以上が農業に従事し、退役軍人を中心に全中国から漢民族が市内の農場へ移住したことから人口の98%前後を漢民族が占めている。ほかにも苗族・チワン族・黎族などの少数民族が居住している。
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歴史
この地に対する中国の支配は前漢以来のものである。唐の顕慶5年(660年)に楽会県が置かれ、元の至元28年(1291年)にその西北部が会同県として分かれた。両県とも瓊州府(海南島)に属していたが、瓊州府は明代に広西から広東に移っている。この地は中国共産党の古くからの根拠地でもあり、1931年5月1日に紅軍の最初の女子部隊の紅色娘子軍が誕生した。彼女らの戦闘は過酷であり、これを記念する銅像が市内に立てられている。
経済
主な産業は漁業と農業。その他、南シナ海に面した砂浜の海岸、万泉河の河口の砂丘や上流の人工湖、奇岩がそそり立つ山々(白石嶺風景区)の美しさ、観塘温泉などの温泉で知られ、観光地・リゾートとしての開発に将来を賭けている。特に万泉河の河口にある砂浜の町の博鰲(はくごう / ボアオ)は高級リゾートホテルの開発が進み、2002年以来毎年ボアオ・アジア・フォーラムが開催されアジア太平洋各国の首脳や経営者たちが集まっている。
行政区画
下部に12鎮を管轄する
- 嘉積鎮、万泉鎮、石壁鎮、中原鎮、博鰲鎮、陽江鎮、竜江鎮、潭門鎮、塔洋鎮、長坡鎮、大路鎮、会山鎮
交通
航空
- 瓊海博鰲空港
鉄道
道路
- 高速道路
- 国道
観光
- 南シナ海博物館 - 中国名「中国(海南)南海博物館」はスプラトリー諸島や西沙諸島の領有権主張の正当性を理解するために2018年4月26日に開館。
脚注
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