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海南東環鉄道

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海南東環鉄道
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海南東環鉄道(かいなんとうかんてつどう、中文表記: 海南东环铁路英文表記: Hainan Eastern Ring Railway)は中華人民共和国海南省高速鉄道路線である。海南東環高速鉄道海南东环高速铁路)などとも呼ばれる。海口市三亜市とを結び、途中、海南島東岸の文昌市瓊海市万寧市陵水リー族自治県を経由する。

概要 海南東環鉄道, 基本情報 ...
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概要 海南東環鉄道, 各種表記 ...
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海口東駅に到着するCRH1
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都市部高架通過中のCRH6F型列車
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概要

海南東環鉄道は、中国の高速鉄道の中では、「都市間鉄道」(城际铁路)に分類される。2007年7月30日鉄道部広州鉄路集団公司、海南省発展控股有限公司が共同出資し、海南東環鉄路有限公司が設立された。2007年9月29日に着工、2010年12月30日に開通した。総事業費は202.24億であり、これは海南島の交通への投資プロジェクトとしては過去最大のものであった[1](2015年12月30日に開業した海南西環高速鉄道の総事業費は271億元)。資金は鉄道部海南省政府の共同出資である。

複線電化であり、電車列車による旅客運輸を主とする。路線全長は302kmで、設計上の最高速度は250km/hである(ただし、海口~海口東間はほぼ道路上の高架線を走り、急曲線もあるため、最高速度は120km/hに制限される)。初期には15駅が設けられ、海口駅海口東駅三亜駅が都市間列車の始発着駅となっている。また、海口駅から美蘭駅までは都市交通用にも用いられるため、全線を通して海南東環軽軌海南东环轻轨)と呼ばれることもある。

全区間の所要時間は最短で1時間57分である。これは高速道路を利用した場合の約3時間から1時間ほど短縮された。また海南東環鉄道は、海南島東海岸側の最初の鉄道である。

2019年7月1日から海口駅ー美蘭駅間運行する郊外通勤列車運用開始。[2]

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歴史

使用車両

CRH380A型電車1編成とCRH1型電車5編成が使用されていたが、現在はCRH1A-A型電車に置き換えられている[3]

駅一覧

  • 背景色がで、かつ斜体字で表示している駅は現在未開業。
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出典

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