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水城公園
埼玉県行田市にある総合公園 ウィキペディアから
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水城公園(すいじょう こうえん)は、埼玉県行田市にある都市公園(総合公園)[1]。また、同市の町名(行政地名)でもある。
概要
かつての忍城の周辺の外堀跡を整備した公園である。忍城が取り壊された後、外堀は忍沼と呼ばれていたが、北部から次第に埋め立てられ、行田市役所や市立体育館が建設された。2020年(令和2年)現在で水面が残る南端部が1964年(昭和39年)4月[2]、埼玉県内最初の都市計画公園である水城公園として開園した。広さは約10.3haである[3]。
水城公園の前身となる公園として成田公園[4](のち忍公園)が城跡周辺に所在していたが、これは明治政府が1873年(明治6年)に近代化路線の一環として、太政官公布で公園制度を発足させ整備したもので、さいたま市浦和区の調公園(当時は浦和公園偕楽園)に次いで埼玉県内で2番目の公園として、1875年(明治8年)に開園したものであった。当初の計画では、陸上競技場や体育館などを園内に併設する予定であった[5]。
公園南側には忍・行田公民館と図書館があった。図書館は移転し跡地が駐車場となり、2017年(平成29年)に公民館もやや北側に新築移転し、2018年(平成30年)には南側駐車場の拡張工事が行われた。
また、園内の広場には桜が約200本植えられており、桜の名所にもなっている。外堀跡の水面にはホテイアオイの群落がある[6]。
2018年(平成30年)には、旧忍町信用組合店舗だった洋館(市の文化財)が園内に移築された[7]。
2021年(令和3年)、水城公園および周辺で開催されてきた行田春まつりが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となった[8]。
2025年(令和7年)2月、公園内でスターバックスコーヒーの店舗建設工事が始まる予定であったが、一部の反対運動を受けて、スターバックスコーヒージャパンが公園内への出店を一旦見合わせることを明らかにした。これを受けて、市長の行田邦子は、出店に向けて努力すると表明する一方、スターバックスコーヒーの出店を希望する市民有志の代表が2082筆の署名を添えた嘆願書を市に提出する動きも見られた[9]。しかし、スターバックスコーヒージャパンは同年3月に「地域の皆様の間で意見の相違が続く現状では、この理念を十分に実現することが難しいと判断した」と述べ、公園内への出店を正式に断念した[10]。
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記念碑
園内各所に記念碑が設置されている。
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク
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