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水戸の梅大使
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水戸の梅大使(みとのうめたいし)は、茨城県水戸市の観光PRスタッフ。


歴史
1896年、上野-水戸間の鉄道開通を機に、観梅列車が運行され、水戸の梅まつりが茨城県を代表する催しとしてはじまった。
1963年から、観光推進のため、水戸市観光土産品協会初代会長の中山繁雄の発案により、梅まつりPRのため選出されることになった。当時は水戸の梅むすめという名称だった。
新世紀を迎えた2001年、男女雇用機会均等法改正や男女共同参画社会基本法の施行をうけ、「梅むすめ」から「梅大使」へ名称が変更された。男性でも応募可能であるが、現在まで梅大使に男性がなったことはない。
2001年の初代水戸の梅大使は、水戸の梅むすめから数えて第39代目である。
任期
1年間。当年の1月 - 12月。前年の10月に審査会(非公開)が開かれ、12月に研修(5日間)を受ける。
歴代の梅大使(梅むすめ)
歴代の衣裳
1月~3月末の水戸の梅まつり終了まで「振袖」での勤務が主である。
屋外勤務の汚れ等を考慮してか、薄い色地の振袖は過去20年ほど採用されず、帯も黒系の地に金銀が多い。振袖・帯ともに梅大使の特注品で、必ず「梅」があしらわれている。
- 2001年度 「赤」 袂・上前に薄ピンクの梅模様が、白い霞のように入っている。遠めにも白がよく目立つ。
- 2002年度 「赤」 袖口・上前に黄色と紫色の梅がぽつぽつと描かれている。袂が無地なのでおとなしい印象。
- 2003年度 「青」 袖・袂・上前に白黒金で大小の梅が描かれている。使用色が少なくシックだが色鮮やか。
- 2004年度 「赤」 例年よりもローズ系の赤。袂・上前に牡丹のような大きく丸い梅が黒を基調に描かれている。
- 2005年度 「黄」 右袖・裾は茶色と苔色。上前にパステル系の梅が咲く。格子柄の地紋がくっきりと見てとれる。
- 2006年度 「桃」 赤地にピンクと白の小梅を全体にあしらった総柄の振袖。総柄は梅大使史上初。遠目では桃色。
- 2007年度 「紫」 袖・袂・上前に白ピンク若葉色の梅と熨斗模様が伸びやかに描かれている。紫の地は金ラメ入り。
4月~12月は主に洋服での勤務となる。最初の数年は、赤や白のスーツであったが、2004年度から毎年同一となった。丈の長いピンクのスーツに黒いスカート。襟元に水玉スカーフ(白地に黒)を蝶結びする。
2012年から、年間を通じて和服での勤務となった。
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脚注・出典
外部リンク
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