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水戸の梅大使

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水戸の梅大使
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水戸の梅大使(みとのうめたいし)は、茨城県水戸市の観光PRスタッフ。

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水戸黄門助さん格さんの両脇に控える水戸の梅大使(2020年)
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水戸の梅大使の前身・水戸の梅むすめのメンバー (偕楽園の梅祭り、35代目)

茨城県を代表する観光大使キャンペーンクルー的存在で、毎年公募で10名が選ばれる。

歴史

1896年、上野-水戸間の鉄道開通を機に、観梅列車が運行され、水戸の梅まつり茨城県を代表する催しとしてはじまった。

1963年から、観光推進のため、水戸市観光土産品協会初代会長の中山繁雄の発案により、梅まつりPRのため選出されることになった。当時は水戸の梅むすめという名称だった。

新世紀を迎えた2001年男女雇用機会均等法改正や男女共同参画社会基本法の施行をうけ、「梅むすめ」から「梅大使」へ名称が変更された。男性でも応募可能であるが、現在まで梅大使に男性がなったことはない。

2001年の初代水戸の梅大使は、水戸の梅むすめから数えて第39代目である。

任期

1年間。当年の1月 - 12月。前年の10月に審査会(非公開)が開かれ、12月に研修(5日間)を受ける。

歴代の梅大使(梅むすめ)

さらに見る 代, 年 ...

歴代の衣裳

1月~3月末の水戸の梅まつり終了まで「振袖」での勤務が主である。

屋外勤務の汚れ等を考慮してか、薄い色地の振袖は過去20年ほど採用されず、帯も黒系の地に金銀が多い。振袖・帯ともに梅大使の特注品で、必ず「梅」があしらわれている。

  • 2001年度 「赤」 袂・上前に薄ピンクの梅模様が、白い霞のように入っている。遠めにも白がよく目立つ。
  • 2002年度 「赤」 袖口・上前に黄色と紫色の梅がぽつぽつと描かれている。袂が無地なのでおとなしい印象。
  • 2003年度 「青」 袖・袂・上前に白黒金で大小の梅が描かれている。使用色が少なくシックだが色鮮やか。
  • 2004年度 「赤」 例年よりもローズ系の赤。袂・上前に牡丹のような大きく丸い梅が黒を基調に描かれている。
  • 2005年度 「黄」 右袖・裾は茶色と苔色。上前にパステル系の梅が咲く。格子柄の地紋がくっきりと見てとれる。
  • 2006年度 「桃」 赤地にピンクと白の小梅を全体にあしらった総柄の振袖。総柄は梅大使史上初。遠目では桃色。
  • 2007年度 「紫」 袖・袂・上前に白ピンク若葉色の梅と熨斗模様が伸びやかに描かれている。紫の地は金ラメ入り。

4月~12月は主に洋服での勤務となる。最初の数年は、赤や白のスーツであったが、2004年度から毎年同一となった。丈の長いピンクのスーツに黒いスカート。襟元に水玉スカーフ(白地に黒)を蝶結びする。

2012年から、年間を通じて和服での勤務となった。

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脚注・出典

外部リンク

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