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水船17号型
海上自衛隊の支援船の船級で、錨泊中の自衛艦に真水や物資を補給する。 ウィキペディアから
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水船17号型(英語: YW-17 class yard water)は、海上自衛隊の第1種支援船[1]。公称船型は310トン型水船。「みずぶね」と訓読みする。
概要
錨泊中の艦艇への真水補給、補給物資の供給を主眼として、各基地の港務隊や、大型艦の係留設備を持たない基地分遣隊などに配備されている。油船203号型をベースに真水搭載仕様としたものであり、真水タンク、給水ポンプ2基、ポンプ用動力、ホースなどを装備し、船尾に2.3トンの補給物資を搭載できるスペースを有する。新規就役・修理艦艇へ補給するため造船所に赴いたり、渇水や災害時には災害派遣任務を行うことを想定し、各種法定装備、居住区、フライヤーなどの器具も備えた簡易調理室、食堂、洗面所等を設けており、近海航洋性を有する。船内には空調設備も有するほか、珍しい点としては明かり取りの天窓が食堂に備えられている。また、満載航行時に波が打ち込み船体が沈降することを防ぐため、船首にブルワークを備える[2]。
通常は基地の湾内で行動するが、近傍での災害派遣に投入されることもある[1]。
- 後方から見た水船20号及び22号。
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同型船一覧
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参考文献
関連項目
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