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池上司

日本の小説家、脚本家 (1959-2020) ウィキペディアから

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池上 司(いけがみ つかさ、1959年5月19日 - 2020年2月14日)は、日本の小説家

概要 池上(いけがみ) 司(つかさ), 誕生 ...

経歴

東京都出身[1][2]明治大学文学部卒[1]。小説家・脚本家の池宮彰一郎(本名:池上金男)は実父である[1][2]

広告代理店などの勤務を経て、父・池宮彰一郎の秘書を務めた[1]

1996年に小説『雷撃深度一九・五』で作家デビュー[1][2]。戦争冒険小説、軍事サスペンスを得意とした。

2020年2月14日、埼玉県さいたま市桜区内で小型オートバイを運転中、トラックと衝突する交通事故に遭い、搬送先の病院で死亡が確認された[1][2][3][4]。60歳没。

主要作品

デビュー作。太平洋戦争末期、帝国海軍イ58潜水艦による米国海軍重巡洋艦インディアナポリスの撃沈の史実を元にした軍事フィクション。2009年公開の映画・『真夏のオリオン』の原作。
1945年8月15日の終戦後、千島列島の占領を開始した赤軍に対抗した日本軍将兵の戦いを描く。
  • 『真珠湾 - 十二月八日の終戦』(角川書店) 2002年2月、のち角川文庫 2004年11月
1941年12月8日の太平洋戦争開戦前夜の海軍内の人間模様を描く。
  • 『無音潜航』(角川書店) 2004年11月、のち角川文庫 2007年1月
北朝鮮の核問題をめぐる緊張の中、黄海にて海上自衛隊の潜水艦さちしおは謎の敵からの執拗な攻撃を受ける。
  • 『ミッドウェイの刺客』(文藝春秋) 2005年7月、のち文春文庫 2007年7月
1942年6月帝国海軍イ168潜水艦による米国海軍空母ヨークタウンの撃沈の史実を元にした軍事フィクション。
  • 『ゲーム・メーカー(KADOKAWA) 2018年6月
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メディア化

映画

漫画

柴山薫による『雷撃深度一九・五』の漫画化作品。

脚注

関連項目

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