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沼津東映シネマ

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沼津東映シネマ
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沼津東映シネマ(ぬまづとうえいシネマ)は、かつて静岡県沼津市に所在した東映系の映画館である。

概要 沼津東映シネマ Numazu Toei Cinema, 情報 ...
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データ

  • 所在地:静岡県沼津市添地町1
    現在の同市大手町1丁目1-6・イーラdeの一部。開業当時の同市城内添地町245
  • 観客定員数
    • スクリーン1:643席(東映劇場[1])→431席(シネマ1閉館時)
    • スクリーン2:600席(東映パラス[1])→328席(シネマ2閉館時)

略歴・概要

1950年昭和25年)11月、国鉄(現JR沼津駅付近・当時の添地町1丁目方面に沼津東海劇場として設立・開業される[2]。東海劇場が開業するまでの沼津市の映画館は、第一劇場、沼津映画劇場、東宝銀星座、沼津セントラル劇場、沼津文化劇場の5館しかなく、第一劇場[注 1]以外はすべて終戦後の1946年(昭和21年)に開業したものであった[2]

1958年(昭和33年)、東海劇場が東映に事業譲渡されたのを機に、沼津東映劇場として12月29日に再開業[3]。1階に邦画の東映劇場・2階に洋画の東映パラスが入居し、同社通算51・52番目の映画館となった[3]。これに伴い、先述の東宝銀星座が沼津東海劇場の名称を引き継ぐも[4][5]、わずか11年後の1969年(昭和44年)頃に閉館している。

1970年代から1990年にかけては『トラック野郎』『仁義なき戦い』『仮面ライダー』『スーパー戦隊』『東映まんがまつり』などのシリーズ作品や、『風の谷のナウシカ』『魔女の宅急便』『天と地と』などのヒット作を多数上映。その後1990年代前半頃にスクリーン名を沼津東映シネマ1・2に統一したが、沼津駅前周辺の再開発に伴い2002年平成14年)9月13日をもって閉館[1][5][注 2]。東海劇場設立から52年に及ぶ歴史に幕を閉じた。

この6年後の2008年(平成20年)9月12日には静岡東映[注 3]、同年10月3日には浜松東映も相次いで閉館[注 4]しており、静岡県内から東映の直営館はすべて姿を消した。2022年令和4年)現在、沼津市内の東映系作品上映はシネマサンシャイン沼津(BiVi沼津内)とシネマサンシャインららぽーと沼津が引き継いでいる。

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脚注

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