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沼野石

鉱物 ウィキペディアから

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沼野石(ぬまのせき、 Numanoite)は、2007年に発表された日本産新鉱物で、鉱物学者大西政之などにより、岡山県高梁市備中町の布賀石灰石鉱山で発見された[1]化学組成Ca4Cu(B4O6(OH)6)(CO3)2で、単斜晶系ボルカライトカタルーニャ語版マグネシウムで置換したものに相当する。通常はボルカライトの結晶中に、エメラルドグリーンもしくは透明の結晶として産出する。銅のホウ酸塩鉱物は希少であり、この他には同じく布賀鉱山で発見された逸見石などがある。

岡山大学鉱物学者沼野忠之の業績をたたえて命名された[2]

発見者の大西は、本鉱物研究の業績により2008年日本鉱物科学会から櫻井賞を受賞した。

脚注

関連項目

外部リンク

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