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注音字母拡張
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注音字母拡張(ちゅういんじぼかくちょう、英語: Bopomofo Extended)は、Unicodeの114個目のブロック。
解説
台湾(中華民国)で発音記号として用いられる注音符号のうち、中国語の普通話以外の方言などを表す、注音字母ブロックに含まれていない拡張文字が収録されている。
Unicodeのバージョン3.0において初めて追加された。
収録文字
要約
視点
「ラテン文字転写」の列は主に白話字及び香港語言学学会粤語拼音方案などに従う。
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小分類
このブロックの小分類は「閩南語及び客家語用の拡張注音符号」(Extended Bopomofo for Minnan and Hakka)、「フムー語及びグー語用の拡張注音符号」(Extended Bopomofo for Hmu and Ge)、「広東語用の拡張注音符号」(Extended Bopomofo for Cantonese)の3つとなっている[1]。本ブロックでは、Unicodeのバージョン更新時の文字追加が隙間を埋める形で行われた影響で、同一の小分類に属する文字が飛び飛びの符号位置に割り当てられていることがある。
閩南語及び客家語用の拡張注音符号(Extended Bopomofo for Minnan and Hakka)
この小分類には注音符号のうち、台湾で話される中国語の方言である閩南語(台湾語)及び客家語用の拡張注音符号が収録されている。
フムー語及びグー語用の拡張注音符号(Extended Bopomofo for Hmu and Ge)
この小分類には注音符号のうち、中国・貴州省南東部などで話されているフムー語及びグー語の表記のために1920年代から1930年代にかけてオーストラリアの宣教師Maurice H. Huttonが開発した[2]拡張注音符号が収録されている。いずれの言語も中国語の方言ではなく、ミャオ語(ミャオ・ヤオ語族ミャオ語派)などの仲間に属する、中国語(シナ・チベット語族)とは全く系統の異なる言語である。
広東語用の拡張注音符号(Extended Bopomofo for Cantonese)
文字コード
注音字母拡張(Bopomofo Extended)[1] Official Unicode Consortium code chart (PDF) | ||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
U+31Ax | ㆠ | ㆡ | ㆢ | ㆣ | ㆤ | ㆥ | ㆦ | ㆧ | ㆨ | ㆩ | ㆪ | ㆫ | ㆬ | ㆭ | ㆮ | ㆯ |
U+31Bx | ㆰ | ㆱ | ㆲ | ㆳ | ㆴ | ㆵ | ㆶ | ㆷ | ㆸ | ㆹ | ㆺ | ㆻ | ㆼ | ㆽ | ㆾ | ㆿ |
注釈
|
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
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出典
関連項目
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